秋田公立美術大学

秋田公立美術大学は古い概念にとらわれずに、新しい芸術領域の創造にチャレンジできる大学です。秋田の伝統や文化の中で、幅広いジャンルの芸術を学べます。大学4年間の創作活動や地域貢献活動を活かして、グローバルに活躍するための基礎を養えるでしょう。

基礎の習得と既存の型にはまらない芸術を目指す

秋田公立美術大学は2013年に新設されたばかりの美術大学です。

1・2年次には総合科目として、「現代芸術論」「現代芸術演習」で芸術全体を学び、「導入科目」「美術理論・美術史科目」「専門基礎科目」でそれぞれのコースに分かれる準備を行います。これによって専攻分野だけでなく、幅広い素材や技法に関する知識・基礎を身に着けられるでしょう。

秋田公立美術大学の特徴は2年次後期に2つの科目を専攻すること。学生自身が自らの適正や進むべき方向性を見極めるための準備期間として設けられています。3年次に1つの専攻に絞る時には、担当教員が相談に乗ってくれるので、最も自分に適した専攻に進めるでしょう。

3・4年次には各専攻に別れて、より専門的な分野を学びます。他の美術大学と異なる点は素材や技法の型にハマらない専攻構成です。アーツ&ルーツ専攻、ものづくりデザイン専攻、景観デザイン専攻では「文化資源を根拠とする芸術」を、ビジュアルアーツ専攻・コミュニケーションデザイン専攻では「現代を表現する芸術」を中心に創作活動を行います。

主なコース

アーツ&ルーツ専攻

地域の文化調査を通して、芸術表現を学ぶ専攻です。秋田の文化と密接に繋がった芸術の創作を目指します。アーツ&ルーツ専攻では基礎理論を学んだ後にフィールドワークを通して、その土地の文化を調査。卒業後の進路としては専攻で学んだ専門知識を活かせるアーティストやキュレーター、美術評論家などの道が開けるでしょう。

ビジュアルアーツ専攻

現代美術の観点から新しい方向性を探り、現代的な創作を学ぶ専攻です。美術は様々な素材や技法によって分野が分けられていますが、ビジュアルアーツ専攻ではそれらの垣根を飛び越えて新しいアートを創作します。大学生活で学んだ美術分野全般の基礎知識を基に、社会にインパクトを与える新しい表現を目指せるでしょう。異なる専門分野を持つ8名の教員にサポートしてもらえるので、多くの知識を吸収したい方におすすめです。

ものづくりデザイン専攻

文化的・歴史的に蓄積された素材や技法を用いて、人や自然との関係性を構築する術としての「ものづくり」を学ぶ専攻です。日常的に使われる生活耐久財を、伝統的なものから現代的な素材を用いて製作します。最初の演習では家具やテーブルなどの身近なデザインを行います。日常に変化を取り入れる創造力を身に付けることができるでしょう。

コミュニケーションデザイン専攻

さまざまなメディアを活かしたビジュアルコミュニケーションを学ぶ専攻です。コミュニケーションに含まれる課題に取り組むために、グラフィックデザインの立場から研究を行います。演習では課題の発見から始まり企画、調査、計画、提案、製作、フィードバックまでのプロセスで、実践的にデザインやアートディレクションのスキルを身に付けられます。デザイナーやアートディレクター、クリエイティブディレクターを目指す方におすすめです。

景観デザイン専攻

街並みや風景のデザインを通し、住みやすく人の集まるまちづくりの企画・提案を学ぶ専攻です。まちづくりにおける公共空間から建物や生活家屋などの人工物を研究対象とします。地域活性化に寄り添うデザイナーを目指す方におすすめです。

秋田公立美術大学の講師陣

島屋 純晴

  • 1983
    第8回京都美術展(奨励賞受賞)
    第15回京都野外彫刻展(招待出品)
  • 1984
    第2回京都美術工芸選抜展(京都府買上賞)
    第23回北陸中日美術展(大賞受賞)
  • 1984-現在
    全国の公共空間を中心に多数の野外彫刻作品を制作・設置
  • 1985
    現代日本美術展(東京都美術館、京都市美術館)
  • 1986
    石川県作家選抜美術展(招待出品、石川県立美術館)
  • 1991
    島屋純晴・野田雄一共同制作展(AZコレクション富山)
  • 1992
    石川の彫刻・金属造形の作家達(石川県立美術館企画展)
  • 2008-現在 
    アート・デザインを活用した市街地活性化研究(4Aプロジェクト・コンソージアム秋田助成研究)

尾登 誠一

  • 1985
    「鳥の声を聴くための道具」デザインフォーラム’85銅賞受賞
  • 1988
    YBP(横浜ビジネス パーク)カラープランニング&デザイン
  • 1988-2005
    長野県木曽漆器開発プロジェクト-厨子、座卓、什器等
  • 1989-1994
    国際高等研「国際宇宙ステーションの人文社会的利用に関る調査研究」
  • 1995
    国際デザインコンペティション入選、酒席での新漆器デザイン「脇器」
    東京湾臨海道路ゲートブリッジカラープランニング
  • 1998
    カラーコーディネーター検定用環境色彩1級テキスト(共著)
  • 1998-2000
    埼玉県営サッカースタジアム(2002ワールドサッカー場)総合色彩計画
  • 2000
    首都高速道路公団/(株)GK設計「ETCトールゲート色彩デザイン」
    電源開発(株)-新磯子火力発電所色彩デザイン(公共の色彩賞受賞)
  • 2000-2004
    JAXA共同研究「微小重量環境下における芸術表現の未来」
    アメリカNASA宇宙センターの視察とプレゼンテーション
  • 2004
    色彩楽のすすめ(単著)・岩波書店
  • 2004-2006
    中国広東省及び福建省「客家土楼住居」の道具実測調査
  • 2006
    ISS(国際宇宙ステーション)の居住モジュールモデル制作(1/10)
  • 2007
    微小重量環境下(浮遊姿勢)での家具「μG-Movable」の制作
    第6回 国際バードハウスプロジェトへの招待参画
    電子厨子のデザインと制作(自主企画-開発)ミラノサローネ出展
    東京藝術大学創立120周年 芸大茶会「宇宙茶室-青-零庵」の制作
  • 2007-2008
    宇宙茶室?2「微小重量環境下における柔環境デザイン」文科省科研費
  • 2008-2009
    プラス(株)-創造性を誘発する「Incentive Workstation」の開発
  • 2009-2015
    東京大学 機械工学科、システム創世学科との連携授業「トキのカタチ」
  • 2015
    中国四川省 西南交通大学 講演とワークショップ「感性と思考のカタチ化」
    日本色彩学会AIC2015国際色彩学会 講演「日本文化と住環境の色彩」
  • 2015
    日本デザイン学会秋季大会 基調講演 デザインレガシー「生命観のトレース」
  • 2016-2017
    リッチスタンダードエレベータの開発コンセプト&デザイン
  • 2017-2019
    IoT活用のウエラブルデバイスのデザイン
  • 2019
    中央学術研究所機関誌寄稿、明日への提言「汎自然主義-生命への凝視」

官能 右泰

  • 1979
    ラハティ国際ポスタービエンナーレ1979(フィンランド)
  • 1997
    世界ポスタートリエンナーレ・トヤマ1997
  • 2001
    やまと郡山城ホール ガイドライン・アートディレクション
  • 2002
    公益社団法人京都デザイン協会 理事
  • 2004
    男鹿水族館GAO ガイドライン・アートディレクション
  • 2006
    601 ART BOOK コンペティション 国際審査員
    韓国VIDAK会員展2006 外国人第1号の「国際賞」を受賞
    AKT秋田テレビ・ヒューマンドキュメント「デザインは国境のない言葉」主演
    韓国圓光大学訪問教授として講演
  • 2011
    地方自治施行60周年記念(秋田県) 貨幣・切手デザイン・アートディレクション
  • 2017-現在
    京・花街文化体験講座『芸舞妓と語らう夕べ』企画・プロデュース
  • 2018
    AKT秋田テレビ開局50周年記念ロゴマーク・デザイン

小杉 栄次郎

  • 2002
    エルミタージュ・カレーム 設計監理
  • 2003
    「加賀市小学校プロポーザルコンペ 湖北小学校案」佳作入選
  • 2004
    「武蔵野市大野田小学校パブリックアートコンペ」3等入選
  • 2005
    JR北海道岩見沢駅舎設計競技 2等優秀賞受賞
  • 2010
    ティンバライズ建築展「都市木造のフロンティア」開催
  • 2012
    都市木造のヴィジョンと技術 (共著)
  • 2013
    下馬の集合住宅(耐火木造)設計監理
  • 2014
    赤羽の集合住宅(耐火木造)設計監理
  • 2017
    JR秋田駅待合ラウンジを含む「ノーザンステーションゲート秋田プロジェクト」全体デザイン監修(Wood Design賞2017最優秀賞)

卒業生の主な進路先

就職先一覧

  • 株式会社マッドハウス
  • 株式会社藝術出版社
  • 株式会社Mテック
  • 株式会社スタジオエビス
  • 株式会社秋田住宅流通センター
  • 株式会社環境計画研究所
  • 株式会社東北新社
  • 株式会社レナウン
  • 株式会社KADOKAWA
  • 有限会社石垣プロダクション
  • 川嶋印刷株式会社
  • 日本印刷株式会社
  • アーツアンドクラフツ株式会社
  • BDコーポレーション株式会社
  • 有限会社山源陶苑
  • 小倉美術印刷株式会社
  • コトコ株式会社
  • 株式会社アーバンリサーチドアーズ
  • 株式会社カンディハウス
  • 草津ガラス蔵
  • 株式会社杢目金屋
  • 株式会社つむら工芸
  • 秋田市新屋ガラス工房
  • 小樽大正硝子館創作硝子工房
  • 株式会社ワンピース
  • 株式会社テレビ岩手
  • 株式会社クリーク・アンド・リバー社
  • 株式会社スターランドコミュニケーション
  • 株式会社アドブレーン
  • 株式会社ニシカワ
  • 株式会社イムラ封筒
  • 株式会社カプコン
  • 株式会社ロボット
  • 株式会社日本創発グループ
  • 株式会社日展
  • シンコール株式会社
  • NPO法人アーツセンターあきた
  • 株式会社宗本晋作建築設計事務所

募集要項

2019年度の入試概要

検定料:17,000円

募集定員 2019年度
志願者数
2019年度
受験者数
2019年度
合格者数
2019年度
倍率
美術学部美術学科
一般
70 301 194 87 2.8
美術学部美術学科
推薦Ⅰ
25 60 60 27 2.4
美術学部美術学科
推薦Ⅱ
5 9 8 5 1.6

入試科目

大学入試センター 必須科目 選択科目
前期日程 - 国語、外国語、地理歴史、公民、数学、理科から2教科2科目(400点)
ただし、うち1教科は国語・英語から選択とする。
合計400点
中期日程 国語、外国語 地理歴史、公民、数学、理科から3教科3科目(600点)
合計600点
個別学力試験 必須科目 選択科目
前期日程 実技:鉛筆デッサン(300点) 着彩表現、色彩表現、立体表現、小論文から1科目(300点)
合計600点
中期日程 鉛筆デッサン(400点) -
合計400点

学校所在地

秋田県秋田市新屋大川町12-3
JR「秋田駅」から羽越本線「新屋駅」下車 新屋駅から徒歩15分
JR「秋田駅」から秋田中央交通バス 新屋線「美術大学前」下車 徒歩1分

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