美大出身の有名人ってどんな人がいるの?

美術大学を卒業した有名人にはどのような方がいらっしゃって、どのような経歴を辿ったのでしょうか。美術大学に入学するにあたって美術予備校の利用状況について気になるところです。美術予備校はどのように美術大学入学に役に立ったのでしょうか。

大学のビル

<東京芸術大学卒>ミュージシャン・坂本龍一

世界の坂本としても有名な有名人である坂本龍一さんは東京芸術大学の音楽学部作曲科に進学して卒業した後、同大学院の音響研究科の修士課程に進み修了しています。日本で最も有名な美大卒の一人です。坂本龍一さんのあだ名に教授というのがありますが、修士課程に進学しているのもそのようなあだ名がつく理由の一つになったようです。

あだ名のきっかけは後に出会う高橋幸宏さんが大学院在学中であるのを聞いてプロフェッサーに近い存在なので教授と呼んだのが始まりだと言います。大学院在学中に細野晴臣さんに出会い、高橋幸宏さんを加えてイエローマジックオーケストラ(YMO)を結成して様々な曲を発表して世間一般に大きな影響を与えます。

一大旋風を引き起こしたといっても過言ではないほどです。現在でもたびたびテレビや商店街などでも流されていますので知らず知らずのうちに曲を聴いているという方も少なくないかと思います。

そののちYMOは解散しますが、坂本龍一さん個人での活動は増えます。大島渚監督の著名な映画作品「戦場のメリークリスマス」の作曲を担当し、同名の作曲作品は大きな反響を及ぼしました。

続いて「ラストエンペラー」の作曲も担当して日本人として初めてゴールデングローブ賞を受賞します。その後も日本だけでなく世界中に影響を与えるアーチストの一人として活躍を続け現在に至っています。

<武蔵野美術大学出身>小説家・村上龍

世界的な小説家で、何度もノーベル賞候補にもなっている村上龍さんは武蔵野美術大学に進学していますが、卒業はしておらず中途退学であるようです。従いまして美大卒ではありません。

村上龍さんは親に美術予備校に通うという申し出をして東京まで出てきたようです。しかし美術予備校(美学校)は半年ほどで止め、武蔵野美術大学の造形学部基礎デザイン科に入学します。

在学中に描いた「限りなく透明に近いブルー」が群像新人文学賞を受賞しました。この作品は他著名・有名人からも大きな評価を受けました。大学を中退して作家活動に専念することにします。

1980年に「コインロッカー・ベイビーズ」を発表して野間文学新人賞を受賞します。その後も自伝的作品の長編小説「69sixtynine」や、政治経済小説の「愛と幻想のファシズム」など問題作を次々と発表していきます。

2001年には先述の坂本龍一さんの呼びかけに応え、「ZEROLANDMINE」の歌詞の日本語訳を担当しました。2003年に発表された「13歳のハローワーク」は130万部を売り上げる大ヒット作となりました。

2012年にはテレビドラマ化されTOKIOの松岡昌宏さんが主演をつとめたことで話題となります。ノーベル賞の受賞候補者になる理由は複合的であり、必ずしも明らかではないのですが、毎年村上龍さんは候補の一人として挙げられることがあると言われています。

<多摩美術大学卒>漫画家・沙村広明

大学の壁

「無限の住人」で有名な漫画家沙村広明さんは、多摩美術大学の美術学部油絵学科を卒業されている美大卒の有名人の一人です。沙村広明さんは美術予備校に通った後多摩美術大学に入学しています。

インタビューで沙村広明さんは美術予備校に通ったことで飛躍的に絵が上手くなった、絵が上手くなりたいなら美術予備校に行った方がいいと感想を述べています。多摩美術大学で学びながら当時影響の強かった大友克洋さんの作品にも学び、影響を受けて作品を描いていたと述べます。

1993年に講談社の漫画新人賞である「アフタヌーン四季賞」を受賞して「月刊アフタヌーン」に連載を開始することになります。この連載は2013年まで続くことになりました。1997年には文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、2000年にはアイズナー賞最優秀国際作品部門を受賞して、世界的な漫画家としての地位を確立することになります。

2008年にこの作品は真下耕一監督でテレビアニメとして放送され、2017年にはスマップの木村拓哉さんが主演して実写映画化されました。同作品はアメリカ、オーストラリア、ドイツ、イギリス、オーストリア、スイス、ニュージーランドで公開されることが決定されおり、ネットでは大きな反響があります。

日本だけでなく世界的に大きな影響を及ぼしている美術予備校出身、美大卒有名人の一人といって良いでしょう。美術予備校から大きな触発を受けた有名人です。

<大阪芸術大学出身>漫画家・島本和彦

「炎の転校生」「逆境のナイン」「吼えろペン」「アオイホノオ」などの代表作を持っている島本和彦さんは大阪芸術大学に進学されていたようです。ただ、4年に上がる前に大学は退学されていますので卒業はしていないということになります。

島本和彦さんは高校を卒業したのち大阪芸術大学の芸術学部映像計画学科に進学して漫画を描き、週刊少年サンデーにおいて「必殺の転校生」を発表する機会を得ます。このデビュー作をもって大学生活との両立を止めて大学を中退し、プロの漫画家としてやっていくことに決めました。「必殺の転校生」を基にした「炎の転校生」は、大きなヒット作となりアニメ化されました。

近年の2017年にはジャニーズWESTが主演してドラマ化もされています。1989年から1991年まで「月刊少年キャプテン」に連載された「逆境ナイン」という甲子園を目指すギャグ要素も取り入れたスポコン漫画もヒットし、2005年には映画化されました。「アオイホノオ」は文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました。

2014年にはドラマ化され放送されていました。これ以外にも「仮面ライダーZO」「ジャスティス学園」スクウェアのゲーム作品のライブアライブなど多くのヒット作に関わり、多くの人々に影響を与え続けているといって良いでしょう。島本さんも美術予備校に通っていたかどうかは不明です。

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