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高3からでも遅くない!美術予備校で美大に合格するコツ
「高3から勉強しても美術大学には合格できない」「浪人しか道がない」と思っている人はいませんか?もしかしたら、現役合格にまだ間に合うかもしれません。高3から対策をスタートしても合格までに間に合うために、どのようなことをすればよいかをまとめました。現役合格をあきらめかけている人は、まずは読んでみてください。
高3からの受験対策でも本当に美術大学に入れるの?
高校3年生は部活や生徒会などの引退・引継ぎが終わり、本格的に受験勉強を始める時期。その中で美術大学に受かることができるかどうかは、受験モードに入った際の取り組み方にかかってくるといえるでしょう。
美術大学は受ける科や専攻により、試験内容が変わってきます。求められるレベルはさまざまなので、目指す大学に合った対策を取らなければいけません。それを高3の受験までの間でどれだけ取り組めるかが美術大学合格へのカギになります。 自分のやりたいことや、大学でどんなことが学びたいかが明確であれば、高3から受験対策を行っても合格する確率は高くなるでしょう。
高3の受験カリキュラムシミュレーション
高3の受験までのカリキュラムは、夜間コースが中心になるところが多いようです。受験に向けたコースなので、進路を決めるのではなく、進みたい大学や学科などに絞った授業に変わっていきます。
大学のデザインコース希望の場合
- 週5回、月~金曜日の夜間に授業開始
- 土曜・日曜は昼から夜まで開校
- 土曜・日曜は昼間コースとの合同になるところが多く、より幅広い作品に触れる機会がある
- デザインコースではデッサン・色彩構成・立体彫刻などを学ぶ
油絵を扱うコースの場合
- 2日に1枚か、4日に1枚のペースで油絵を製作
- 美術大学ごとの入試傾向に合わせたカリキュラムを組み、合格するためのスキルを身につける
- 油絵のコースではデッサン、油彩などを学ぶ
高3からの受験対策で美術大学に受かった人の体験談
- 美術予備校に通い始めたのは高3の春からです。みんなよりスタートが遅いと自覚していたので、失敗を恐れずに自分のこだわりを詰めた作品を作り続けることにしました。合格するまで通った1年の間で知識や技術だけでなく、作品に本気で向き合うことを学べたのが大きな収穫です。
- 美大に入りたいと思ったのは高3の4月末でした。それまでは「絵の勉強をしたい」なんて思ってこなかったんです。でも未知の世界を知りたいと思い、浪人覚悟で美術予備校へ。そこから1年間は怒涛の毎日でした。先生や仲間など、周りの環境が自分を奮い立たせてくれたのだと思います。おかげで美大に現役合格できました。今はこの道を進んでよかったと思っています。
- 7月まで運動部に所属していた私は、引退してすぐに美術予備校に入りました。運動部とはまったく違う環境下でしたが、試合で強豪校と戦うときのようなワクワクした気持ちと同じものを感じていた気がします。通っている間に技術や知識など、身につけられるものはすべて身につけました。合格できたのは、「絶対に合格したい」と思わせてくれた周りや環境のおかげだと思っています。
美術大学合格への対策は高3からでも遅くない!
高3からの美術大学受験は「もう遅い」と感じ、あきらめてしまう人が多いかもしれません。しかし、どの大学に行き、何を学びたいかがはっきりとしていれば大丈夫。ピンポイントで対策を取り、必要な技術や知識を身につければ美術大学合格の時期に「遅い」ということはありません。美術大学を受験しようか迷っている人は、まずは美術予備校への体験を考えてみませんか。
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