金沢学院大学
金沢学院大学は文学部・人間健康学部・経営情報学部・芸術学部の4学部からなる大学です。それぞれの学問領域で地域貢献できる人材の育成をかかげています。芸術学部では芸術の知識や技術だけでなく、創造性や観察力、問題解決能力を社会に活かせる学びが得られます。
5つの表現領域を柔軟に学べる大学
金沢学院大学芸術学部芸術学科では、「絵画」「造形」「デザイン」「映像」「メディア」の5つの専攻を枠にとらわれず、柔軟に学べます。
1年次には5専攻の基礎知識を幅広く学び、2年次以降の専門分野専攻に活かします。学生それぞれに合わせた学びを得られるよう、柔軟なスタイルを実現するカリキュラムが用意されています。特定の分野を追求する、複数の分野に渡って知識や技術を幅広く習得したいなどの希望を叶えられるでしょう。また、それぞれの適正に合わせて在学中の進路変更も可能です。
金沢学院大学では地域と連携した課題解決プロジェクトを実施しています。地元企業とのコラボレーションによる商品開発やロゴマークの提案、アートプロジェクトへの参加を通して、知識や技術を磨ける環境です。学生ならではの発想と企業の知識を組み合わせて、より多くの経験を積み重ねられます。
各専攻の講師陣にはアートデザインやメディアの専門家が集結しています。美術理論から実践的な応用技術まで丁寧な指導を受けられるでしょう。また、全国的に活躍する地元のクリエイターを招いての講義は、制作現場のリアルな声を聞ける貴重な機会です。
さまざまな伝統的文化や工芸の風土に恵まれた金沢。芸術学科からは各種展覧会の入賞者や入選者が多数輩出されています。金沢は創作の環境としても、作品発表の場としても適した土地。学生同士でのグループ展や個展を開催し、創作活動の成果を発表する学生が多いのも特徴でしょう。有名な金沢21世紀美術館の市民ギャラリーがあるため多くの美術作品から刺激を受ける機会も多く、充実した学生生活が送れます。
主なコース
絵画専攻
多様な絵画表現を学べるコースです。基礎的な造形力や思考を身につけ、日本画や洋画、イラストレーションなどの多岐に渡る表現方法が習得できるでしょう。
造形専攻
現代日本に根付く作品づくりを学べます。陶芸や漆芸、空間デザインなど様々な作品を通して、制作スキルを習得。アイデアから作品を完成させることで、創造的な力が磨けます。
デザイン専攻
社会に貢献できるデザイン表現力が身につくコースです。課題制作を通して、ビジュアルデザインに必要な感性とコンセプト構築力、高い創造性を養います。
映像専攻
CMやPV、アニメーションなどの映像制作テクニックを学ぶ専攻です。技術だけでなく企画力を身につけるカリキュラム。地域からの依頼でPR動画の制作に挑戦できる機会もあります。
メディア専攻
芸術分野からIT技術の応用を学べる学科です。デジタル表現と最新の表現方法やスキルを身につけ、WEBやゲーム、スマホアプリの制作に活かします。
金沢学院大学の講師陣
飯田栄治
- “人間の持つ解決戦略を利用した問題解決システム”情報処理学会、第6回数理モデルと問題解決のシンポジウム論文集2000.3
- “N2-1パズルのスケールダウン解法”電子情報通信学会和文論文誌1998.7
- ”A system to Perform Human Problem Solving” The 5th International Conference on Soft Computing and Information / Intelligence Systems, 1998.10
- メッセージプロジェクション システム 出展 愛知万博2005.5
- “メッセージプロジェクション装置の制作とその効果について”エンタテイメントコンピューティング2005.9
- 金沢城辰巳櫓3DCG制作(2007、石川県、北國総研) 金沢市内小学校DVD配布
- “電子掛け軸” エンタテイメントコンピューティング2008.9 (金沢21世紀美術館)
- “快適で美しいまちづくり推進の金沢らしい表示物に関する研究”2013.3(金沢市)
- “石川県の伝統文化の魅力海外発信プロジェクト”2016.3(石川県) 他
市島桜魚
- 1990 第37回日本伝統工芸展 優秀賞(NHK会長賞)蒔絵「秋の野」小箪笥
- 1992 第39回日本伝統工芸展 優秀賞(朝日新聞社賞)平文「星螢」重ね箱
- 1993 第10回日本伝統漆芸展 蒔絵「盛秋」八角箱 紀文美術館買上げ、ステッセルのピアノ復元における蒔絵制作
- 1994 第50回石川県現代美術展 最高賞(技術賞)および50周年記念美術文化大賞 蒔絵「渦波」箱
- 1995 第12回日本伝統漆芸展 蒔絵「宙」箱 宮内庁買上げ
- 1996 第13回日本伝統漆芸展 蒔絵「閃光」八角箱 国際国流基金買上げ
- 1998 第54回石川県現代美術展 委嘱賞 蒔絵「円」色紙箱 金沢市買上げ
- 1999 名古屋、‘01‘06‘10東京、‘08金沢にて個展
西田伸一
- 1990光風会展光風奨励賞「刻・SARA」
- 1992日展初入選「刻・N氏の家族」
- 1993光風会展光風奨励賞「刻・1993の肖像」
- 1998光風会展会友賞「刻・遠い風」
- 2001光風会展会員賞「刻・刻・刻」
- 2003 日展特選「刻・遠いみち」
- 2004光風会展会員賞「刻・遠い季節」
- 2005光風会展会員賞「白い刻・Ⅰ」
- 2007日展特選「思秋」
- 2012 現代美術展委嘱賞「爽」
- 2012 光風会展文部科学大臣賞「風の季節に」
丹羽俊夫
- 1982外務大臣賞(第18回亜細亜現代美術展)
- 1984石川県能楽文化会館別館能舞台鏡板絵制作
- 「昭和58年度芸術文化に活躍された人々の懇談のつどい」内閣総理大臣主催園遊会招待
- 1985安田火災美術財団奨励賞
- 1987国際芸術文化賞(日本文化振興会)
- 1989文部大臣奨励賞(第25回亜細亜現代展)
- 1997新日本美術院作家大賞(第29回神院展)
- 1998石川県松任市(現白山市)新庁舎壁画制作
- 2005北國新聞社赤羽ホール「金沢大観図屏風」六曲一双制作
- 2009第63回北國文化賞
- 2010文部科学大臣教育功労賞
著名な卒業生
記載なし
卒業生の主な進路先
地域に密着した大学ということもあり、卒業後の進路は地元企業への就職が多い印象です。金沢学院大学芸術学科からの進路は建設業や情報通信業、金融業からサービス業まで多岐に渡ります。以下に卒業後の就職先の一部をまとめました。
就職先一覧
- 桐工房
- クロダハウス
- セイダイ
- 日本美装
- アルプス技研
- ウイル・コーポレーション
- 昭和精工
- ヨシダ印刷
- アースリンク
- エムディーエム
- 地域力活性化研究室
- DMM.comラボ
- 七宝商事
- 芝寿し
- 能作
- バロー
- ひだインテリア
- ファンカンパニー
- 山成商事
- 若松梱包運輸倉庫
- 興能信用金庫
- 富山県信用組合
- 北陸銀行
- 辰口観光まつさき
- 石川県教育委員会
募集要項
平成31年度の入試概要
検定料:20,000円
全入試合計 |
募集定員 |
志願者数 |
合格者数 |
倍率 |
芸術学部芸術学科 |
70 |
178 |
152 |
2.5 |
入試科目
一般入試 |
必須科目 |
選択科目 |
芸術学部芸術学科 |
外国語、国語(各100点) |
数学、歴史、実技(鉛筆デッサン)(100点) |
合計300点 |
学校所在地
石川県金沢市末町10
JR金沢駅から北陸鉄道バス「金沢学院大学行き」乗車で約35分