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崇城大学では、入試の得点率と成績順位に応じて、授業料が無料になる特待生制度を導入しています。美術学部には、入学時の年度の授業料104万円が0円になる「アートミライク・プレミアム」と、入学時の年度の授業料が50万円になる「アートミライク・50」が用意されています。
美術学科の学習領域は、「日本画コース」「洋画コース」「彫刻コース」「芸術文化コース」「視覚芸術コース」で構成されています。日本画コースでは、和紙や筆、絵具、ニカワ、箔などの日本画画材の性質を学習。演習を重ねて描画力を高め、日本画の技法を修得します。
洋画コースで目指すのは、基礎造形力の習得。デッサンや写生など洋画の基礎技法を学び、さらにヨーロッパ伝統の古典技法「フレスコ画」の技法を身につけます。彫刻コースでは、人物の全身像の塑造を実施。対象物をよく観察し、造形表現を深めていきます。鋳造実習では原形作りから流し込みまで、すべての工程を自分の手で行い、自分らしい作品を制作。芸術文化コースは、熊本や九州の考古遺物や古墳、文化財などについて学ぶ、3年次の専門科目です。視覚芸術コースは、2年次にドローイングを100枚描く恒例の授業があります。3年次前期には1泊2日の宿泊実習が実施され、芸術と社会の関係を学習します。
デザイン学科では、「プロダクトデザイン実習」「グラフィックデザイン実習」「マンガ表現演習」「地域プロジェクト」などの授業が行われます。プロダクトデザイン実習では、スケッチからスタートし、CADを使用した製図、3Dモデリングなどの造形技術を修得。さらにレーザーカッターや3Dプリンターを使った、ラピッドプロトタイピングを学習します。
グラフィックデザイン実習では、コンセプトに沿った写真、画像、文字などの作品の構成力、印刷やエディトリアルの知識や技術を学び、プロとして活躍できるグラフィックデザイナーを目指します。マンガ表現演習では、ペンタブレットを使用した制作技術を学習。作画を重ね、表現の幅を広げます。地域プロジェクトは、プロジェクト型の授業で、3年生をリーダーとしてチームを作り、デザインの観点から地域の調査や企画、提案を実施します。
2019年のオープンキャンパスは、7月21日(日)と8月10日(土)の2日間で開催され、多くの参加者が来場。各学科の模擬講義をはじめ、学生交流、体験講習会、個別相談などのイベントが行われました。受験生向けの入試対策講座や、保護者のためのオープンキャンパスも開催。キャンパスツアーやサークルパフォーマンス、SILC英語体験など多彩なイベントが行われ、受験生はもちろん、その他の参加者にも大盛況だったようです。
検定料:30,000円
募集定員 | 志願者数 | 倍率 | |
---|---|---|---|
芸術学部(美術学科) 前期 |
4 | 7 | 1.4 |
芸術学部(美術学科) 後期 |
5 | 7 | 1.9 |
芸術学部(デザイン学科) 前期 |
8 | 36 | 4.5 |
芸術学部(デザイン学科) 後期 |
17 | 36 | 2.1 |
個別学力試験 | 科目 |
---|---|
芸術学部 | 鉛筆デッサンまたは小論文 |
崇城大学の一般入学試験は前期日程と後期日程が設けられており、美術学科・デザイン学科共通の試験を実施します。
デッサンまたは小論文から1科目を選択するか、あるいは、数学、理科、国語、外国語から2科目を選択して受験します。デッサンと小論文を選択した受験者のみ、面接が行われます。未来人育成特待生制度(ミライク)を希望する場合は、学科試験を選択する必要があります。
前期と同様に、小論文またはデッサンから1科目を選択、または数学・理科・外国語・国語から2科目を選択して受験します。
熊本市西区池田4-1-3
九州新幹線・JR鹿児島本線「小倉駅・博多駅・鹿児島中央駅・新大阪駅」から新幹線で「熊本駅」へ。
JR「熊本駅」から出発し「上熊本駅」で乗り換え「崇城大学駅前」下車