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東京工芸大学は工学部と芸術学部の2つの顔を持つ大学です。全国的に見ても非常に珍しい学部構成でしょう。テクノロジーとアート分野それぞれのエキスパートを育成するために専門性と独自性の両方をもつ専攻が設置されています。
東京工芸大学芸術学部には7つの学科が設置されています。特徴は、近代的なテクノロジーとアートを融合させた「メディア芸術」の指導に力を入れている点です。
「メディア芸術」について学生の興味に沿った7つの学科に分けることで、社会を支えるクリエイティブな人材を育成。演習では課題を与えられるのではなく、学生が学びのテーマを自ら考え追求し、積極的に制作に取り組みます。ここから養われる問題解決力は社会を生き抜く力となるでしょう。
芸術学部では最先端の知識を持つ講師陣がメディア芸術の指導を行います。世界からも注目される産業を学ぶことで、クリエイティブな産業や文化を率いる人材としての活躍を目指せます。
写真学科は1923年創立の「小西写真専門学校」をルーツとしている、伝統のある写真教育機関です。長い歴史の中で培われたノウハウを習得することで、写真分野で広く活躍できる人材を育成します。写真のプロを目指す方におすすめの学科です。
人々の暮らしと密接に関係する映像について学べる学科です。映画製作や番組制作を通して、映像のプロフェッショナルを育成します。基礎分野を学んだ後に、「映像表現」「映画」「テレビ」「映像情報」「身体表現」の5分野を専門的に追求するのが特徴です。
暮らしを彩る様々なデザインについて専門的に学ぶ学科です。生活空間や広告、WEBなどの幅広いジャンルの中から適正を見極めるために、1・2年次には一通りのジャンルを探求。その後専門的に学ぶ分野を決定し、デザイナーを目指せます。
情報伝達が双方向に行われるメディアについて深く学べる学科です。インタラクティブメディアは、SNSや動画投稿サイト、スマホアプリなどの総称。IT技術の進歩とともに、インタラクティブメディアのプロが求められています。ITに興味のある方におすすめの学科です。
制作分野と研究分野からアニメーションについて学ぶ学科です。アニメーションに必要な創造力と観察力を習得し、デジタル技術についても学びます。また世の中のアニメーションについて議論をかさねることで学びを深め、自分の表現を磨けます。
ゲームを学問として捉え、知識や技術を習得できる学科です。現役で活躍するゲームクリエイターの指導が受けられるので、実践的な技術が身につけられるでしょう。また、学生の希望に合わせて、「企画」「デザイン」「プログラム」の3分野を専門的に追求できるのが特徴です。
日本が誇るマンガ文化を創造する人材を育成する学科です。「ストーリーマンガ」「キャラクターイラスト・カートゥーン(ひとこまマンガ)」「マンガ研究・編集」の3分野について幅広く学習できます。紙媒体だけでなくデジタルマンガの表現技法の習得も可能。卒業後の進路としては、マンガ家やイラストレーター、マンガ編集者を目指せるでしょう。
検定料:30,000円
全学統一入試、一般入試(Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期) | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
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写真学科 | 117 | 28 | 4.2 |
映像学科 | 265 | 108 | 2.5 |
デザイン学科 | 316 | 78 | 4.1 |
インタラクティブメディア学科 | 225 | 13 | 17.3 |
アニメーション学科 | 120 | 60 | 2.0 |
ゲーム学科 | 265 | 12 | 22.1 |
マンガ学科 | 60 | 30 | 2.0 |
試験 | 科目 |
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全学統一入試 | 国語、数学、理科、外国語から2科目(各100点) ※映像学科は、国語・英語のみ |
東京都中野区本町2-9-5
地下鉄/東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「中野坂上駅」より徒歩7分