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富山大学芸術文化学部は、4つのコースに分かれて芸術文化に対する感性や知識を磨ける学部です。芸術文化に関する幅広い技術を活かし、自然や社会に存在する問題を積極的に解決する人材を育成します。
富山大学芸術文化学部は、人々の心を刺激する「芸術」と、生活や産業の蓄積である「文化」を併せ持つ「芸術文化」を担う人材を育成しています。芸術と文化の相乗効果で身近な道具や空間の質の目指し、3方向からのアプローチを行うのが特徴です。
1つめが、創造的活動を通して社会に豊かさを供給する「つくり手」。2つめが、既存のモノやコトを深く理解し、使いこなす「つかい手」。3つめが、さまざまな要素をつなげて新たな価値を創造する「つなぎ手」です。これら3つのアプローチの中心にあるのが「芸術文化」であり、この芸術文化を通して、感性・創造力・責任感・地域からの学修力・実践力の5つの力を養います。
芸術文化学部では4つのコースを設けていますが、学生の必要に応じて各コースすべての講義を履修できます。また入学試験は通常の美大のように実技だけでなく、小論文での受験も可能です。
芸術文化に対する先入観のない学生とともに学び、多様性のある学修環境の形成を狙いとしている富山大学の芸術文化学部。今までに美術的な勉強をした経験のない人でも入学のチャンスが与えられているのです。1年次には芸術文化の基礎知識を履修するので、美術の専門的な技術・知識に自信のない学生でも安心して学べるでしょう。
美術・芸術コースでは、絵画や彫刻、工芸品など美術と工芸について学びます。専門分野を深く学びつつ、その他の分野についても学ぶことで芸術文化のより深い理解を目指します。従来の専門分野だけを追求する学問とは違い、枠を超えた多様性を体感できるでしょう。従来の芸術を学びながら、新しい芸術表現にチャレンジしてみたい方におすすめです。
デザインコースでは、地域の課題を解決し、新たな価値を提案する力を身につけられます。地域企業や行政と協働で取り組むプロジェクト型の授業を取り入れているので、実践的な技術を習得できるでしょう。人との様々な関係性を整え、現代のライフスタイルに適したデザインを実現できる人材や、地域の文化に根付く産業と最先端技術を上手く融合できる人材を育成します。
建築デザインコースでは、建築学科で履修する分野とは別に、地域の歴史や文化についても学べます。「伝統と革新」という枠組みを大切にし、実践と理論の統合プロセスによって建築を学ぶのが特徴です。時間をかけて空間表現の技法を習得し、インテリアデザインから都市設計まで、幅広い分野での活躍を目指します。
地域キュレーションコースでは、人・モノ・地域を相互につなぎ、地域社会に新たな価値を提案します。美術や文化などの専門分野を通して、キュレーション力を養い、地域社会を芸術文化によって魅力的に変えていける人材の育成を行うのが特徴です。まちづくりや地域貢献に興味のある方におすすめのコース。卒業後は地方自治体やマスコミ、観光産業を目指せるでしょう。
検定料:17,000円
大学入試センター | 必須科目 | 選択科目 |
---|---|---|
募集区分a 前期 |
国語、外国語 | 地歴、公民、数学、理科から1科目 |
合計500点 | ||
募集区分b 前期 |
国語、外国語、数学、理科 | 地歴、公民から1科目 |
合計800点 | ||
募集区分a 後期 |
外国語 | 国語、数学、理科、地歴、公民から1科目 |
合計200点 | ||
募集区分b 後期 |
外国語 | 国語、数学、理科、地歴、公民から2科目 ※そのうち地歴、公民から1科目 |
合計600点 |
個別学力試験 | 科目 |
---|---|
募集区分a 前期 |
鉛筆デッサン(800点) |
募集区分b 前期 |
小論文(200点) |
募集区分a 後期 |
鉛筆デッサン(600点) |
募集区分b 後期 |
小論文(300点) |
高岡市二上町180番地
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