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札幌で美術を学べる大学は、「札幌大谷大学」「北海道教育大学」「札幌市立大学」「東海大学」などがあります。
道内のその他の大学では、「星槎道都大学」「北翔大学」などもあります。札幌から通う場合、札幌駅から電車で約40分の場所にあり、往復では1時間20分程度。人によっては遠いと思う方もいるでしょうが、決して通えない距離ではありません。
また志望校を選ぶ際、大学によって設置されている科はもちろん、雰囲気も異なります。志望校で悩んでいる方は、学祭やオープンキャンパスなどのイベントに参加してみましょう。
「札幌大谷大学」の美術学部・美術学科では、造形表現とメディア表現の2つの領域に分けられて専攻が設置されています。造形表現の領域は、油彩・日本画、立体などファイン系の専攻があります。メディア表現は、写真や映像、グラフィックなどデザイン系の領域です。それぞれの分野で、作品に個性を反映させる表現力と描写力を習得します。
「札幌市立大学」のデザイン学部では、建築設計などの空間デザイン、製品づくりや、情報コミュニケーションなどを学びます。大学には看護学部が設置されており、看護とデザインを連携させた活動で地域イベントなどへ参加するなど、地域貢献も行っています。
「北海道教育大学」の美術文化専攻には、「美術・デザイン」「書画・工芸」「メディア・タイムアート」「美術文化教育」の4つのコースがあります。アートスクールとしては大きな規模を持っており、それぞれの領域で、専門的な技術や表現を学びます。
「東海大学」の教育学部には、「芸術学科・美術学課程」「芸術学科・デザイン学課程」がそれぞれ設置されています。「芸術学科・美術学課程」では、制作におけるさまざまな技法や表現力、美術史を探求。「芸術学科・デザイン学課程」では、デザインの基礎から過去のデザインなどを学び、デザインの分野でプロとして活躍できる能力を養います。
アーティストやクリエイターを目指すのか、教員を目指すのかで、選択する大学が変わります。また両方の道を備えた大学も存在します。各大学の募集要項をチェックすることはもちろん、自分の進路をある程度見定めた上で、志望校を決めましょう。
中には、北海道から飛び出して東京五美大を目指す人もいます。
道内外問わず、美大受験ではデッサン・構成などの基礎力が必要です。志望校へ合格するために、受験対策に対応している美術予備校で対策しましょう。
通常の予備校と異なり、入学するためには願書の提出が必要です。美術予備校としては珍しく、入学式・遠足・強化合宿・球技大会・懇親会など多くのイベントを行っています。北海道教育大学やタマビ、ムサビ、東京芸大出身の講師が集結。昼間部と夜間部があり、季節の講習や入試直前講習などの対策が整っています。
住所 | 札幌市中央区大通西18-1-1 |
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コース | ■東京芸大特進コース ■油彩科 ■日本画科 ■彫刻科 ■建築科 ■デザイン・工芸科 ■映像・情報デザイン科 ■教育大(美術)コース ■札幌市立大学志望コース ■基礎科 ■中学生コース |
受験科は昼間部と夜間部、土曜コースがあります。デッサンや着彩・色彩構成・立体造形などの実技を通して、基礎力の習得を目指します。受験対策として、志望校の入試傾向に合わせた課題を実施。個別指導でサポートしてくれます。
住所 | 札幌市中央区南5条西26丁目 |
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コース | ■受験科 ■小学生コース ■中学生コース ■特設絵画科 ■単科コース |
受験に特化した美術予備校で、日本画や油絵などの専攻コースと、教育大・札幌市立大の対策コースがあります。授業は昼間部と土日の夜間部があり、通信教育も実施。2019年度(※2020年2月時点)はムサビやタマビ、北海道教育大、札幌市立大などへ現役を含む多くの合格者を輩出しました。(※参照:札幌武蔵野美術学院公式サイト)
住所 | 札幌市中央区北2条東1-2 プラチナ札幌ビル2F |
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コース | ■受験科/日本画コース ■受験科/油絵コース ■受験科/彫刻コース ■受験科/デザイン・工芸コース ■受験科/教育大コース ■受験科/札幌市立大コース ■受験科/基礎コース |