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DTPデザイナーの主な仕事は、印刷物を読みやすさや美しさを意識して仕上げることです。こちらのページでは、DTPデザイナーとして働きたいと考えている方にとって役立つ情報をまとめています。具体的な仕事内容のほか、年収や適性、スキルを身に付けるためのおすすめの進路などについてみていきましょう。
パソコンで印刷物の企画やレイアウト、デザインなどを設定する仕事です。印刷データをつくる際にはDTPソフトを使用。デザイナーには、人々の興味を引くようなビジュアルや人の心理をふまえた見やすさ・読みやすさを表現するセンスが求められます。
おおまかな仕事の流れは、次のとおりです
平均年収は、たとえば、ウェブデザイナーなどと比較するとやや低めです。そのため、DTPデザイナーとしてキャリアをスタートさせてから、将来的にはウェブ業界での活躍を視野に入れ、ウェブデザイナーを目指す人も増えてきています。
DTPデザイナーの平均年収についてですが、年齢層別にみてみると、20代は336万円、30代は418万円、そして40代以上は551万円というデータがあります。
相手が何を求めているのか、その意向を汲み取ることに長けている人が、DTPデザイナーに向いているといえます。クライアントの希望に沿ってデザインを決めていく仕事なので、隠れたニーズを見つけ、それをデザインに反映させていくことで、満足してもらえるような提案をしなくてはなりません。
また、チームとして仕事を進めていくわけですから、ライターやイラストレーターなど、さまざまな分野のスタッフと、しっかりとコミュニケーションをとることができないと、話が円滑に進まなくなってしまいます。
美術系の大学やデザイン系の専門学校などに進学するのが、一般的なようです。そして、レイアウトやデザイン理論、色彩などを学び、印刷に関する知識も身に付けておきます。
取得しなくてはならない資格は特にありません。ただ、取得しておけば、DTPデザイナーとして充分なスキルを持っていることの証明につながるような資格もあります。「DTP検定」「DTPエキスパート」「Illustrator®クリエイター能力認定試験」「Photoshop®クリエイター能力試験」などが例としてあげられます。