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一般入試とは少し異なる受験の形式である美大受験。そのため、合格するには自己流の学習では難しいこともあり、美術予備校に通う人も多いです。ここでは、そんな美大もしくは美術予備校を検討中の方の疑問に答えていきます。
美大を目指す人の中でも多い悩みの1つが家族からの反対です。専門色が強い分野でもあり、子どもの将来の安定を望むために家族の反対にあってしまうという話もよく聞きます。ここでは美大受験を反対された時の解決策をご紹介します。
美大に行かなくても美術・芸術の職に将来就くことは不可能ではありませんし、その人の努力次第では可能です。しかし、他の学部では得ることができない経験をできるのも美大の特徴です。ここでは、美大に行く意味にはどんなことがあるのかご紹介します。
美大と聞くと学費が高いというイメージがあるかもしれません。しかし、国公立大学の美術系学部であれば、他の学部と学費の差なく学ぶことが可能です。ここでは、国公立大学を選ぶメリット・デメリットも交えながら解決策をご紹介します。
「国公立の美大なら学費がどれだけ抑えられますか?」への回答は?≫
美大の受験と聞くとどんなものをイメージしますか?美大の受験だとどうしても実技試験が注目されがちでありますが、もちろん学科試験もあります。ここでは美大の学科試験の内容について解説します。
将来グラフィックデザイナーになるには「美大を卒業する必要がある」と思っている人もいるでしょう。グラフィックデザイナーは、必ずしも美大の卒業資格が必要な職業ではありません。ただ美大の学科によっては、将来に活かせる専門的な知識・技術を習得できます。ここではグラフィックデザイナー志望者の進路についてご紹介します。
「グラフィックデザイナーになるなら美大に進学するべき?」への回答は?≫
美術系に進学を考えた時の悩みの上位に上がるのは美大にすべきか専門学校にすべきかどっちが良いのかということ。どちらにもメリット・デメリットがあるので、それを踏まえて自分に最適なのはどちらかを選ぶヒントをご紹介します。
美大合格の要となる実技試験の合格に向けて、画力を鍛えぬく美術予備校(美大予備校)。通う前にやっておくべき準備や心構えについて紹介します。
「美大予備校の授業についていけるか不安です…」への回答は?≫
美大に進学したいからと言って、誰もが美大を受験できるわけではありません。大学進学にあたり、最低限持っておくべきなのが高卒認定です。ここでは高校を卒業していない方に向けて、高卒認定の取得や必要な美大対策などをご紹介します。
趣味として深く絵の勉強をしたい社会人が、受験生に混ざって美術予備校に通うのは可能?他にも選択肢はある?など、社会人からの絵の勉強方法についてご紹介します。
小・中学生の時点で美大を目指すと決めた場合、美術系の高校への進学を考えることがほとんどではないでしょうか。もちろん、美術校へ進学するのも良いですが、5教科がバランスよく学べる普通科へ進学するのもおすすめなんです。
ここでは、普通科から美大が目指せるのかという疑問への答え、普通科から目指すメリットについてご紹介しましょう。
美大を目指すにあたり、高校でのコース選択で悩む受験生も多いでしょう。文系か理系か…。多くの美術学科の入試は文系科目が中心になるため、最初から文系コースを進む人も少なくありません。ですが理数科の選択にも、メリットがあります。ここでは美大受験生のコース選択について解説します。
「目指すは美大!文系・理系どっちを選択するべき?」への回答は?≫
美大の入試では学科試験があるため、いくら美術の成績が良かったとしてもそれだけでは入学ができません。また、建築学科などに進む場合も理系科目の試験がありますので、それなりの学力が必要になります。
ここでは、美大を目指すにあたって必要になる学力や、学科試験のポイントについてご紹介しましょう。
「美術の成績が良ければ美大に行くことができますか?」への回答は?≫
多くの受験生が「倍率」を気にします。なかでも美大は3倍・5倍もの高倍率な大学が多く、焦りや不安を覚える人も多いでしょう。大学の倍率にはいろいろな算出方法や解釈のし方があるため、参考程度として認識しておけば問題ありません。それどころか、大学関係者はまったく倍率を気にしていない人が多いそうです。
ここでは、美大の学科ごとに倍率が異なる仕組みと、倍率の数値があてにならない3つの理由についてご紹介します。
「同じ美大でも、学部によって倍率が大きく異なるのはなぜですか?」への回答は?≫
夢を叶えるために美大進学を目指してはいるものの、受験に必須の実技試験で課せられるデッサンの自信がなく、一歩踏み出せずにいる方もいるでしょう。ここではデッサン力がない場合、いかに美大合格を目指すかについて解説します。
「デッサン力がないのですが美大合格できますか?」への回答は?≫
将来絵で食べていきたいという夢につきものなのが、生活できるだけの収入が得られるかという不安。保証のない世界だからこそ、周りの人に反対されることも多いようです。ここでは画家の収入源について、いくつかの方法を解説します。
京都にはマンガ学部が設置されている美大が存在し、マンガやアニメーション・キャラクターの作り方などを幅広く学べます。マンガ家として生計を立てている卒業生も多いようです。美大で学べるマンガ学部について解説します。
美術を学ぶことに期待が高まる一方で、卒業後の進路について心配する学生は多いです。ファイン系とデザイン系の学生では、卒業後の就職状況は大きく変わります。卒業後にどのような分野で活躍できるのか、進路先のジャンルなどについてご紹介します。
美大受験にデッサンの練習は欠かせませんが、現役生にとっては、高校生活で部活に打ち込むことも大切です。果たして、部活と両立して美大を目指すことは可能なのでしょうか。部活動と並行してデッサン力を磨く勉強法や、美術予備校への通学ペースなどについてご紹介します。
地方在住であることと実力がないことから、選択肢を狭めてしまっている学生も多いでしょう。実際に東京の美大と地方の美大では、授業内容に差はないものの、学生の意欲が違います。ここでは、地方と東京の美大のレベルの違いについてご紹介します。
「美大は地方と東京でどれくらいレベルに差がある?」への回答は?≫
実際に大学に入学した後、予想と違っていた…と入学後に後悔するケースは意外に多いようです。オープンキャンパスへ参加することで大学の雰囲気に触れられたり、授業を見学できたりと、メリットはたくさん!ここでは美大のオープンキャンパスについてご紹介します。
「美大のオープンキャンパスに参加するメリットは?」への回答は?≫
大学では生徒一人ひとりが自由に使える制作スペースを与えられますが、大学以外でも練習や制作できるスペースを確保したいと希望する学生は多いです。賃貸の場合は特に汚れなども心配。アトリエを借りるか、自宅の一室を制作スペースとすべきか、制作場所を選ぶ際のポイントをご紹介します。
「美大のアトリエ以外で絵を描ける場所はありますか?」への回答は?≫
美大の授業では一般的に作業着を着用しますが、何を作業着にするかは人それぞれで、個性があふれています。中でも人気の作業着はツナギですが、学科によってはエプロン姿が主流のところも。中学・高校時代に着ていたジャージを再利用して作業着にしている人もいます。作業着の種類や着方についてご紹介します。
美大受験のために、先生からデッサンの練習を勧められたという人もいるでしょう。そこで気になるのが、デッサンの練習はアナログとデジタルのどちらで行なえばいいのか。美大の実技対策としてデッサン練習を行なうなら、アナログとデジタルのどちらが良いのかを紹介します。
「デッサンはアナログとデジタルのどちらがいい?」への回答は?≫
推薦入試や総合型選抜(AO入試)で美大への進学を希望する場合、多くの学校で自己アピール用紙の提出が求められます。自己アピール用紙とは、これまでの自分の活動記録や自己作品をアピールするためのものです。自己アピール用紙を作成するうえで知っておきたいポイントを紹介します。
「自己アピール用紙ってどういうものを出すの?」への回答は?≫
美大受験に向けて石膏デッサンに取り組んでいる受験生のなかには、石膏像の質感や量感の表現の仕方、陰影の捉え方などが分からない、もしくは苦手という人も多いはず。石膏デッサンを上達させるポイントを紹介します。
美大進学を目指すうえで、必ず勧められるのがデッサンです。美大受験を通してデッサンをやりこむことで、無個性な絵しか描けなくなるのでは?というお悩みにお答えします。また、デッサンがなぜ必要とされているのかの理由についてもまとめてみました。
「美大受験のためにデッサンをやりこむ弊害ってある?」への回答は?≫
狭き門でもある美大に合格するためには、美術予備校での受験対策が重要です。しかし、様々な理由で通えないという人のために、自宅でできる受験対策をいくつか紹介しています。
様々な方法がありますが、同じ目標を持つ人の作品のレベルや、美術予備校の雰囲気を知る為にも見学や短期講座の受講も視野に入れることをおすすめします。
「美術予備校に通えない場合はどうすれば良いですか?」への回答は?≫
とくに有名美大であれば、何十倍という高い倍率の中を勝ち抜いた学生が集まっています。言わずもがな美術に対しての本気度は高く、そうした環境の中で常に刺激を受けながら4年間学べることが、何よりの宝となります。
また、美術に関して知識が豊富な学生も多く、話が通じやすいこともメリットの一つです。
4年制の美大は、2年制の専門学校・短大とは違い、就職活動にもたっぷり時間をかけられます。
また美大限定の求人も多く、作品を発表する場も与えられるので、外部との人脈も作りやすいです。
次につなげるために、自分の作品を示した名刺を用意しておくと便利です。
美大では公開講座や講演会などが盛んに行われており、有名なアーティストやデザイナーから現場の生の声を聞けるチャンスがたくさんあります。
現役のクリエイターが非常勤講師として在籍している大学もあり、その人から直接指導を受けられることは大きなメリットと言えるでしょう。
美大には専攻や学年ごとに、アトリエと呼ばれる制作スペースが用意されており、家では取り組むのが難しいような大作も制作できます。
また美大では常時、学内展示を行っているので、作品鑑賞や作品展示が無料でできる点もメリットと言えます。
美大によって異なりますが、1~2年次は基本的な美術の授業のほか、一見関係のない体育や数学の授業を受けなければならないケースもあります。もちろん、大半は美術に関連した授業ですが、中には受けたくない授業がある可能性も心得ておきましょう。
デザイン系の学科であれば、ビジネスに関する授業を設けている場合がほとんどですが、ファイン系の学科にはアーティストになるための具体的な方法をレクチャーしてくれる授業は少ないです。そのためファイン系の学生は就職先を見つけにくいというデメリットがあります。
アーティストを目指すのであれば、公募に出品して入賞したり、美大在学中になるべく人脈を広げたりといった努力が大切です。
デザイン系の学生なら、電車などでの通学途中でもファッションや人の動き、広告などを観察し、自身のデザイン制作に役立てている人が多いです。
構図や配色を学んでいるため、目を引くものを見つけると、それをじっくり見て、場合によってはその場でデッサンを始めてしまうことも。暗くなってから観察に出かけ、カメラで撮影することもあります。熱中するあまり、いつの間にか危険な場所へ足を踏み入れたり、不審人物と思われたりしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
美大では実技の講評があるので、どうしても一つの作品に凝りがち。夢中になりすぎて他の授業が疎かにならないようにしましょう。
美大はオシャレな人が多いというイメージを持たれることが多いですが、実際は本当にオシャレな人はひと握り。その理由は、高価な画材です。寝る時間を削ってバイトをしても、ほとんどは画材に消えてしまうという人も。
それでも完成した作品を見ると、達成感が得られると同時に、次への制作意欲が湧いてきます。