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部活と美大受験対策の両立はできるのか?

学科対策に欠かせないデッサン画の練習。美術予備校で毎日、遊び時間を惜しんでキャンバスに向かうイメージが強い美大受験生ですが、美術部以外の部活動と両立できるのでしょうか?部活と美大受験の両立に関するギモンにお答えします。

Q.部活と美術予備校は両立できますか?

現在、高校1年生女子です。中学生の時から美大(もしくは芸大)受験を考えていました。そのため高校進学と同時に予備校へ通うことを最初は考えていましたが、運動もしたかったので現在は運動部に所属しています。

進学校なので部活はほどほどに留めて、美術予備校通学を理由に休むことはできると思います。ただ、進学校ということもあり課題の量が多くて、毎日忙しいです。仮に休部・部活へ行く頻度を減らしたところで両立できるかどうかという不安があります。

折角入部した部活なので、引退まで続けたいのですが、やはり予備校一本に絞らなければ難しいでしょうか?また、美大、芸大生で高校時代運動部だったという人はいるものでしょうか?現在、有名どころの美大は考えていませんが、国立大学に行ければ、と思っています。

A.両立は大変ですが、不可能ではありません!

美大だけに限らず一般の大学でもそうですが、部活と予備校や塾などの両立は決して楽なものではありません。しかし、本人の頑張り次第では無理ではなく可能です。美大生の中にも高校生の時に運動部に所属していたという人も意外といます。

高1生の美術予備校への通学ペースは?

一般的に高校1~2年生は、現役生・浪人生と比べると通学頻度は少ないものです。基礎科に所属することになるので週1~2回の通学がほとんど。部活との両立もそれほど難しくないのではないでしょうか?受験間近の高校3年生になると週6~7日通学することもあるので、この時点で部活の両立は少し厳しいかもしれません。ただ1年生の時点で美術予備校に通っているのであれば、2・3年から通っている生徒よりも基礎力はついているはずです。今からコツコツとデッサン力を磨き続ければ、3年生に上がっても部活と両立しながら美大合格に必要なスキルを得られるでしょう。

なかには短期集中的に勉強する人も

夏や冬の長期休みには、大手の美術予備校が講習を行います。通常は近場の絵画教室や学校の美術部でデッサンの勉強をしつつ、美大にフォーカスを当てた専門的な勉強として長期休暇の講習を利用する受験生も多くいます。

ただ一般的に、美大合格を目指して朝から晩まで美術予備校に通い、絵を描き続けるという生活を送っている人も多くいます。絵に打ち込んだ時間が美大合格に近づけてくれるのは確かですが、かといって部活を辞めて受験1本に絞ったから必ず合格できる、という保証もありません。最終的には本人のやる気と努力次第になります。まずはご自身がどうしたいのかをしっかりと考えて決めてみてくださいね。

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