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すいどーばた美術学院

すいどーばた美術学院は、日本画と彫刻分野に強い美術予備校。海外美大に通いたい場合でもしっかりと支援してくれるコースがあり、生徒それぞれの夢を叶えられる環境が整っています。初めは文京区水道端のアトリエでしたが、1964年より池袋に移り、いまでは複数校舎がそびえたつ大きな学舎となっています。

日本画と彫刻に強い!海外の美大にも対応可

すいどーばた美術学院
引用元:すいどーばた美術学院公式サイト
https://suidobata.ac.jp/

すいどーばた美術学院は、50年以上の歴史を誇り多数の著名人が在籍したことでも有名な美術予備校。東京藝術大学への合格者数も多く、2020年度は83名もの学生が合格しました。そのほか多摩美術大学(多摩美)には347名、武蔵野美術大学(ムサビ)には420名。イギリス、アメリカ、オランダ、カナダ、フランスの美術大学に合格する生徒も多数と、様々な大学への門戸を開く予備校です。

定期コンクールでレベルアップを図る

特に合格率が高いのは日本画科、そして彫刻科。技術を学ぶだけでなく、それぞれのコース内で定期的にコンクールを行って自分の作品を見つめなおすため、都度軌道修正をしながらレベルアップができます。各クラスは担当講師がそれぞれ個性的な指導をしており、戦略的に合格へと導くプロセスが整っている…というところが、どばたの魅力ですね。また、他校にはない「海外美術留学準備コース」を利用すれば、夢の海外美大への道が明確なものになります。

美大を招き独自の進学説明会を実施

在学中はそれぞれ選択した授業のほか、月曜日には先着申込順のクロッキー教室を開催。また、独自で様々な美大を招き進学説明会を実施しており、国内外の魅力的な大学を知る良い機会となります。そのほか、定期的にスポーツイベントや野外スケッチなど親睦を深めるイベントも開催されています(ですが専門学校の認可校なので、自由度の高い校内イベント等はないようです)。

すいどーばた美術学院が気になる方は、まずはそれぞれの学科で体験入学を!指定日開催のほか、随時受付しているものもあるので、公式サイトからお問い合わせください。

現役合格率が高い美術予備校は?

すいどーばた美術学院の主なコース

油絵科

数々の芸大・美大合格者を輩出してきた、すいどーばた美術学院の「油絵科」。50年以上続く学院の歴史には多くの実績が刻まれています。アートの分野で日々活躍する先輩たちのデータに基づいて、芸大・美大合格へサポートしているのが特徴です。油絵科の年間カリキュラムは学生それぞれの持ち味を引き出すクラス制で構成されています。固定観念にとらわれず、内にあるものを表現できるでしょう。また、学生同士が刺激しあえる状態こそを成長できる環境とし、学内でのコンクールを開催しています。コンクールに参加することで、自分自身の課題点を発見できるのが、すいどーばた美術学院・油画科の強みです。

日本画科

東京芸大合格を目標とした指導を行う、すいどーばた美術学院の「日本画科」。芸大・美大における東大と呼ばれる最難関・東京芸大を目指すことで、国公立美大や私立美大への合格も網羅的に狙います。学科内の各クラスでは独自のカリキュラムが組んであるので、基本的なデッサンから応用的な表現方法まで幅広く学べるのが特徴です。日本画の表現で大切な着彩に関しては、授業だけでなく講習会を受講することで学習効果をアップさせます。多くの合格者が講習会に参加しているので、受講がおすすめです。また定期的に行われるコンクールでは受験さながらの臨場感を体験することができるでしょう。

彫刻科

すいどーばた美術学院の「彫刻科」では、これまでに現代彫刻界で活躍する多くの先輩方を輩出してきました。芸大・美大を目指す方をサポートする立場として、半世紀以上の歴史の中で多くの実績を確立し続けています。国公立・私立美大への合格者が多いのも特徴でしょう。彫刻科では学生それぞれのレベルに合った指導を行うために、クラス担任制のカリキュラムを採用しています。ベテランから若手までと幅広い講師陣が在籍しているので、様々な感性に触れられます。

工芸科

すいどーばた美術学院の「工芸科」には主に東京芸術大学工芸科を目指す方が在籍しています。もちろん武蔵野美大や多摩美大などの私立美大をはじめ、国公立大学合格を目指す方への対応も可能。基礎からスタートして確実な技術を身につけることで、合格するための力を育てます。昼間部と夜間部のカリキュラムが連携している点も大きな強みです。工芸科では石膏や静物の鉛筆写生をはじめとし、色彩構成や着彩などの平面表現、塑像やイメージなどの立体表現まで幅広い技術と表現力を身につけられます。現役芸大生を迎えた実演や年に数回開催されるコンクールでは、授業とは別の視点からの学びがあるでしょう。

デザイン科

東京芸大や東京近郊の芸大・美大の合格を目指す、すいどーばた美術学院の「デザイン学科」。鉛筆デッサンや色彩、形体などの基礎からステップアップして応用技術まで学ぶことができます。1学期にデッサンの基礎を集中的に学び、2学期から具体的な技術を学んでいくので、初心者の方でも無理なく実技演習を始められるのが特徴です。現役芸大生や美大生を招いて行われる実技のデモンストレーションでは、制作過程を見ることができ、より一層理解が深まるでしょう。年に5回ほど開催されるコンクールに参加することで、実力を試しつつ、自己を分析する機会が与えられます。

建築科

すいどーばた美術学院の「建築科」には、東京芸術大学や武蔵野美術大学、多摩美術大学への合格者を毎年輩出してきた実績があります。他のコースと異なるところは金・土・日の週末に授業が行われるところ。金土は夕方からの授業なので、社会人の方でもコースを受講できるのが特徴です。建築科ではまず、石膏や静物の鉛筆デッサンを行い、建築に必要な観察力や描写力を身に着けます。実際の建造物の写生を通して、空間と構造を把握することも、建築を学ぶうえでは重要です。また実際にスケッチしたものを紙や木材など様々な素材を使って、立体として表現する演習も行います。

芸術科

すいどーばた美術学院の「芸術科」では、東京芸大や筑波大、金沢美術工芸大などの国公立美大、武蔵野美大・多摩美大をはじめとする私立美大などへの合格者を多数輩出してきました。芸術科の主な授業内容は受験に必要な英語や歴史、鉛筆デッサンなどです。英語では専門書を用いた実践的な和訳演習を、歴史では美術史を軸とした通史の知識を学びます。また入試に必要な鉛筆デッサンでは実技専門の教員が担当。基礎力の強化が期待できます。この他にも小論文の添削を行うことで芸術科入試に必須の客観的に物事を捉える視点を向上させるサポートを行っているのも、特徴のひとつです。

先端芸術表現科

すいどーばた美術学院の「先端芸術表現科」は、1999年に東京芸術大学にて開講された先端芸術表現科への合格を目標とするコースです。従来の絵画や彫刻だけでなく、アニメーションやコンピュータなど、様々なメディアを利用して作品を作り上げるのが特徴の分野です。先端芸術表現科では絵の初心者であった方でも、1年後に芸大への合格を果たした実績があります。受講生の実力を伸ばすために、社会人講師や芸大生講師による技術面での指導を実施。また、遠方の方でもオンライン通信によって、先端芸術表現科への合格を目指せるようになっています。

映像科

映画やメディアアートなど様々な分野で活躍する先人たちを輩出してきたすいどーばた美術学院の「映像科」。各芸大にて映像分野の学科が設置されていますが、その入試内容は多様化しています。入試で出題される感覚テストや構想う表現などの実技に対応するために基礎教育を行っているのが特徴です。映像に携わる人材の養成の一環として、ショートムービー作成やワークショップの開催などを通して、映像制作の過程を経験できます。また、各芸大で頻繁に出題される小論文対策もしっかりと行います。課題に対するフィードバックがもらえるので、テーマへの観察力を養いながら的確な文章が書けるようになるでしょう。

すいどーばた美術学院の学費

(高3生・高卒生)※2024年5月入学(~2025年3月)

入学金:油画科、日本画科、彫刻科、デザイン科、工芸科 昼間部30,000円
その他20,000円

コース 授業日程 費用
油画科
日本画科
彫刻科
デザイン科
工芸科
昼間部
月~土(10:30~17:00)
882,000円
夜間部
月~土(18:00~21:00)
555,000円
私大デザイン科(昼間コース) 金~土(10:00~17:00) 643,000円
私大デザイン科(夜間コース) 金~土(18:00~21:00) 405,000円
私大デザイン科(日曜コース) 日曜(10:00~18:30) 302,000円
建築科(対面授業コース) 金曜(18:00~21:00)
土曜(16:30~21:00)
日(10:00~18:30)
786,000円
建築科(リモート授業クラス) 金曜(18:00~21:00)
土曜(16:30~21:00)
日(10:00~18:30)
786,000円
建築科(金土クラス) 金曜(18:00~21:00)
土曜(16:30~21:00)
387,000円
建築科(藝大基礎コース 日曜クラス) 日曜(10:00~18:30) 407,000円
建築科(私立美大受験コース) 火・水・木(18:00~21:00) 491,000円
建築科(私立美大基礎コース) 火・水・木(18:00~21:00) 491,000円
芸術学科(日) 日曜(10:00~17:00) 261,000円
先端藝術表現科(金・土・日) 金曜(18:00~21:00)
土曜(16:30~21:00)
日曜(10:00~18:30)
708,000円
先端藝術表現科(金・土) 金曜(18:00~21:00)
土曜(16:30~21:00)
387,000円
先端藝術表現科(日) 日曜(10:00~17:00) 326,000円
先端藝術表現科online(金・土・日) 金曜(18:00~21:00)
土曜(18:00~21:00)
日曜(10:00~18:30)
630,000円
先端藝術表現科online(金・土) 金・土(18:00~21:00) 325,000円
先端藝術表現科online(日) 日曜(10:00~17:00) 326,000円
映像科(金・土・日)
2021年1月31日まで
金・土(18:00~21:00)
日曜(10:00~17:00)
543,000円
基礎科(5日クラス) 月~金(18:00~21:00) 586,000円
基礎科(3日クラス) 水~金(18:00~21:00) 449,000円
基礎科(土・日クラス) 土曜(18:00~21:00)
日曜(10:00~17:00)
480,000円
基礎科(日曜クラス) 日曜(10:00~17:00) 369,000円

表示金額は税込です。

※2024年8月29日時点

ここで紹介した以外にもコースの選択肢があります。詳細はすいどーばた美術学院のホームページをご確認ください。

美術予備校の学費について
詳しくみる

専修学校としてのさまざまなサポートが受けられる

「すいどーばた美術学院」は、専修学校認可の「学校」扱いとなるので、奨学金を始めさまざまな制度を利用することができます。

ひとつは通学定期。

本科の昼間部と夜間部の4月入学生については、通学に必要な定期の購入について学割を利用することが可能です。

遠方から通学する場合は交通費がネックとなるケースが少なくありませんが、学割が利用できれば費用の負担は大きく軽減されますね。

また学費の捻出が厳しい人は「国の教育ローン」を利用することが可能です。

高校や大学に進学するために利用できる教育ローンになりますが、すいどーばた美術学院の学費としても申込みができますので、学費が払えないから入学できないという心配がありません。

そのほか、すいどーばた美術学院指定の学費ローンも利用できます。

その他、各種保険制度も充実していますので、加入しておけば安心して予備校生活を送れるのもポイント。

「レクリエーション保険」では、すいどーばた美術学院で行われるレクリエーションに対して、1人ひとりに保険をかけているので、急な事故やトラブルに対して、しっかり保証を受けられます。

コースによっては刃物を使うこともあるので、もしものときにしっかり備えておきたいという人は、ぜひ保険に加入しておくとよいでしょう。

豊富な無料体験コース

すいどーばた美術学院では、さまざまな無料体験コースを実施しています。

高校生を対象とした「夏季体験入学」では、美術やアートについてまだよくわからないけれど興味がある、これから美大への進学を検討したいという人のための「最初の一歩」をサポートします。

高校入学後から予備校に通っても遅いと思う人も多いですが、実は決してそんなことはないのです。

無料体験では、木炭や鉛筆を使用したデッサン指導や、進路相談を行っています。

無料体験に参加した人については、各講習会を受ける際の申込み費用が免除されたり、入学金免除特典を受けることができるなど、さまざまな特典が用意されていますので、入学を検討している人は、ぜひ無料体験を受けた上で入学されることをおすすめします。

ちなみに、無料体験入学は中学生を対象としたコースも展開していますので、美術や美術系高校への進学を少しでも考えている人は、ぜひ参加してみましょう。

できるだけ早い時期から受験対策を行うほうが、確実に合格の可能性が広がります。

すいどーばた美術学院の卒業生

すいどーばた美術学院の卒業生には、現在現役で活躍しているクリエイターがたくさんいます。

例えば、漫画家やエッセイストとして活躍している「辛酸なめ子」氏。独特の価値観で展開されるエッセイはあまりにも有名ですよね。

また、アートディレクターとして活躍している佐藤可士和氏も卒業生ですし、CMディレクターの中島信也氏も卒業生。

知的な画家として多くのテレビで活躍した城戸真亜子氏も、同学院の卒業生なのです。 ここでわかるのが、すいどーばた美術学院の卒業生は実に多彩ということ。

画家だけでなく、各メディアで活躍しているさまざまなクリエイターがたくさんいて、すいどーばた美術学院がそれぞれの目指す道をしっかりサポートしていたことがわかります。

ちなみに、落語家の林家たい平氏も卒業生です。美術系予備校だから絵を書くだけということはなく、さまざまなアートについて知識と技術を深めることができ、さらに将来的にその道に進むことができるのは、本人の努力としっかりした指導体制があってこそ。

すいどーばた美術学院なら、あなたの夢を必ず実現してくれるはずです。

卒業生・在校生の声

吹き出し藝大生になる、彫刻家になる、という決意で浪人生活をしていましたが、入試に近づくと共に受かることばかりに気が向いてしまい、他人と比較したり、受かるために何をすべきか…ということばかり意識していました。それを講師に見抜かれ「好きなんだろ、普通に自然にやりな」といわれて、自分の目標に改めて気づかされました。本番では受かるためのセオリーではなく、その時作りたい彫刻が表現でき、無事合格することができました。

吹き出し中学入学から都内の大手美術予備校で学んでいたのですが、ふと思い立ち高2のおわりでどばたに変更。これまで5年のキャリアがあったにも関わらずまったく通用せず、散々な成績に涙しました。しばらくは恐怖と不安でスランプでしたが、自分を見つめなおすことで実力が上昇。なんとか合格も掴み取り、自分の表現の幅も広がりました。

吹き出しどばたの先生の指導はとてもシンプルで初めは戸惑いましたが、逆に私が難しく考えすぎていたんだ、ということに気付かされ、どんな試験だとしても肩の力を抜いて自分が楽しいと感じる作品を描くことを教わりました。また、毎回の評価をきちんとメモしファイリングすることで自分の弱点や克服点をしっかり見つめることができ、現実から逃げていることにも気付かされました。

吹き出し浪人が決まってから、すいどーばた美術学院に入学しました。すいどーばたの授業は、基礎からしっかりと学ぶことができ、自分に足りない部分を補うことができました。2浪したのですが、1浪目で基礎をみっちりと学んでから、2浪目ではその次のステップとして「基礎を崩す」ことを学びました。個性的な先生が多く、たくさんの参考作品や資料を見ることができるので、自分に合った描き方を学べました。先生方にいろいろ支えていただいたおかげで、志望校に無事合格することができ、感謝しています。2年間、本当にありがとうございました。

吹き出し彫刻を習い始めて間もないころの私は、誰よりも頑張っていると思い込んでいました。しかし「周りには、私以上に頑張っている人もいる」と気づいてからは、始めた頃の情熱を失いかけてしまい…。藝大に落ちて、どばたに通い始めてからも泣きながら作品を作っては講師に評価されなかったらすぐに壊してしまう日々。そんな自暴自棄になった状態の私を救ってくれたのも、講師の方でした。講師からのアドバイスのおかげで、あらためて「彫刻を習って何をしたいのか」を考えられるようになり、安定してきたと思います。おかげで、彫刻を始めたころの好きな気持ちがよみがえってきました。

吹き出し「大学に入って日本画を学びたい」という目標よりも「藝大に入りたい」という目標が強くなってしまっていた私。合格のために絵を描いている自分が何の意味もなさないのではと思い、藝大受験に対する熱意を失い始めていました。そんな私を最後まで見捨てずにいてくれたのがどばたです。入ってからも満足な絵は描けませんでしたが、技術を上げるよりも「どんな絵にしたいのか」を意識できるようになりました。受験時も「自分の思う通りに描こう」と楽しんで描けたと思います。振り返ってみると、その時に描いた絵が、一番思い通りに描けた絵でした。最後まで期待して、絵を描くことに向き合わせてくれた先生に感謝します。

すいどーばた美術学院の最新情報

体験入学情報

日時 ■基礎科体験「初めの一歩 手ぶらで体験する基礎科「手ぶらで体験」
■対象 高1 2生
■授業開催日 2020年8月31日(月)~12月10日(木)
月~土18:00~21:00、日10:00~12:30
無料
※その他期間についてはお問い合わせください。
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、政府および東京都の要請に従い、体験入学の変更・中止をする場合があります。
場所 すいどーばた美術学院
東京都豊島区西池袋4-2-15
2020年12月8日時点

内容

すいどーばた美術学院では、基礎科と建築・芸術学・先端芸術表現・映像などのコースで無料体験を実施しています。基礎科は授業日であればいつでも体験でき、それ以外は春季・夏季・冬季の季節毎に開催。基礎科の授業内容は木炭または鉛筆によるデッサンです。石膏像のデッサンあるいはモチーフが配置された卓上のデッサンで、時期によって課題が変化します。建築科では、空間について考えるために室内デッサンが体験可能です。芸術学の体験入学では、芸術について魅力や特徴などを伝えるため、小論文を実施しています。先端芸術表現の体験入学では、自分のやりたいことについてどう表現するのかを考える表現演習が受講可能です。映像の体験入学では、絵と文章で自分が制作したい映像のイメージを作ります。

そのほかのニュース

すいどーばた美術学院では、無料体験のほかに映像・先端芸術表現コースの写真ワークショップも行っています。写真ワークショップは、コースのカリキュラムの1つですが、一般の方も受講できるオープンカリキュラムです。すいどーばた美術学院でどのような授業が行われているのかが分かります。写真撮影や編集についてレクチャーを受けてから実際に作業を行うので、興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

すいどーばた美術学院 所在地

アクセス 東京都豊島区西池袋4-2-15
(JR山手線 池袋駅・目白駅から徒歩10分)
設置科 ■ 油絵科
■ 日本画科
■ 彫刻科
■ 工芸科
■ デザイン科
■ 映像
■ 建築
■ 芸術学
■ 先端芸術表現科
■ 学科
■ 通信教育
■海外美術留学準備コース
--------
■ 基礎科
■ 中学生科

講師紹介

すいどーばた美術学院では、ベテランから若手まで層の厚い講師陣が揃っています。経験豊富で本物の指導力を持ったプロ講師ばかりなので、希望の美術大学合格へしっかりと導いてくれるでしょう。以下に東京藝術大学への合格率が高い彫刻科の講師を一部紹介します。

・彫刻科

  • 西島雄志(東京藝術大学大学院 彫刻専攻修了)

重要なのは美大の受験ではなく、勉強そのものだと考えている西島先生。自身の活動にも積極的に取り組み、2002年から9回個展を開いています。

  • 小川寛之(東京藝術大学大学院 彫刻専攻修了)

1999年から個展を5回、グループ展を4回行っている講師。苦労しても希望の道を進むことを応援してくれます。

・基礎科(彫刻)

  • 吉田朗(多摩美術大学 彫刻学科卒業)

FRPで作った動物や仏像などにエアブラシでペイントを施した作品を多く制作している先生です。彫刻の道に進むことを決め。た生徒をしっかりと指導してくれます

すいどーばた美術学院の作品群

すいどーばた美術学院の作品群の画像01
引用元:すいどーばた美術学院
(https://suidobata.ac.jp/course/oil?=top)

油画科の学生の作品は、ダイナミックな構図の作品が多数。風景画や人物画、静物画などをモチーフにした絵ではなく、学生自身の心情を表現したかのような油絵が多いのが特徴です。

すいどーばた美術学院の作品群の画像02
引用元:すいどーばた美術学院
(https://suidobata.ac.jp/course/jp?=top)

日本画科では静物画が多く描かれています。空き缶1つを取っても、一つひとつのでこぼことした質感も忠実に再現。果物のジューシーさから器の光沢まで、細かい部分の再現に力を入れているのが伝わってきます。

すいどーばた美術学院の作品群の画像03
引用元:すいどーばた美術学院
(https://suidobata.ac.jp/course/sculpture?=top)

学生によって印象が変わってくる、彫刻科の作品群です。顔の表情から波打つ布の質感までをリアルに再現。武骨な男性らしさが垣間見える肌のごつごつとした質感や繊細な肌を表す滑らかな質感など、指の動き一つでも表現を変えているのがわかります。

すいどーばた美術学院の作品群の画像04
引用元:すいどーばた美術学院
(https://suidobata.ac.jp/course/crafts?=top)

工芸科の学生の作品は多種多様です。写真と間違えてしまいそうなほどリアルな質感の絵を描く方もいれば、伝統工芸品を思わせるようなモチーフに学生のセンスを加えた作品が並びます。本物と見間違えてしまいそうなほど精巧な作品が多いのも工芸科の特徴といえるでしょう。

すいどーばた美術学院の作品群の画像05
引用元:すいどーばた美術学院
(https://suidobata.ac.jp/course/design?=top)

デザイン科の作品は商品のポスターを思わせるような、ビビッドな色遣いが多いのが特徴です。時計や靴、メガネなど日常に溢れるモチーフをうまく使い、物の新たな視点、価値を付加しています。

すいどーばた美術学院OB・OGの進路

すいどーばた美術学院のOB・OGは、下記のようなさまざまな進路で活躍をしています。

CMディレクター・画家・漫画家・コラムニスト。アートディレクター・キャラクターデザイナー・歌手・落語家など

すいどーばた美術学院から各分野で活躍するOB・OG

中島信也氏(CMディレクター)

1978年デザイン・工芸科を修了。

現在は(株)東北新社の取締役兼CMディレクター、多摩美術大学グラフィックデザイン学科の教授、東京アートディレクターズクラブ会員、映像テクノアカデミア講師、広告学校講師、宣伝会議コピーライター養成講座講師などで活躍している。

木津文也氏(画家)

1979年油画科を修了。

現在は独立美術協会の会員や日本美術家連盟会員、東京芸術大学美術教育研究室助教授を務めている。

辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)

1993年夜間部を修了。

その後武蔵野美術大学短期学部にグラフィックデザイン専攻で入学し、課外活動としてアート系フリーペーパーの「Pepper shop」を手伝っていた。そこでの作品が人気となり、現在は漫画家・コラムニストとして活躍している。

しりあがり寿氏(漫画家)

1977年デザイン・工芸科を修了。

その後多摩美術大学のグラフィックデザイン学科を卒業し、キリンビール社でパッケージデザインを担当。1985年に「エレキな春」で漫画家デビューを果たすと、しばらくはパロディーを中心にしたギャグ漫画家として活躍。現在は漫画家として独自な活動を続ける一方で、エッセイや映像、ゲーム、アートなどと創作の幅を広げている。 

佐藤可士和氏(アートディレクター)

1985年デザイン・工芸科を修了。

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒後、株式会社博報堂を経て独立し、2000年5月にクリエイティブスタジオ「サムライ」を設立する。

現在ではホンダステップワゴンやキリンチビレモン、体質水、キリン極生、生黒、TBC、パルコ、資生堂ラ・ボーテ、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI、ISSEY MIYAKE MEN、MUSIC-ON! TVなど、商品開発から店舗デザイン、空間、広告キャンペーンまでを幅広く手掛けている。

杉山ユミ氏(キャラクターデザイナー・画家・歌手)

2000年夜間部を修了。

その後多摩美術大学の情報デザイン学科へ入学し、翌年には東京都美術館、汎美術展コンクールで数々の作品が入賞する。また、在学中にテレビ東京「ASAYAN」のラッパーオーディションで優勝し、姉妹のラッパーユニット「Heartsdales」としてデビューを果たす。

現在はニューヨークにSTUDIO YUMIを立ち上げるとともに、アプリケーションのデザインなども手掛けている。

林家たい平氏(落語家)

1983年デザイン・工芸科を修了。

武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科を卒業後、翌年に林家こん平に入門。その後1990年代から落語や演芸といった数々の賞を受賞し、2000年に真打昇進となる。その一方で、2008年には平成19年度(第58回) 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞を受賞するなど、美術面でも実力を発揮している。

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