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親に美大進学を反対されています

親に美大進学を反対されている方のお悩みにお答えします。

Q.親に美大進学を反対されています

高校2年生です。将来、美大に進学したいと思っています。

両親に美大の受験に合格するために、専門の塾に通いたいことを相談したところ大反対されました。

両親が医療従事者の医療一家ということで、私にも医療系の道へ進むように勧めてきますが、私は興味がありません。

そこで、勝手に専門の塾の無料体験講座などを受講。講師の方にも相談しましたが、両親が認めてくれません。

両親を説得するための方法が何かあれば教えていただきたいです。

A.美大進学を説得できるような解決策を押さえましょう

美大の入学試験では専門的な実技試験も行われるので、美術予備校に通わず自己流の受験対策だけで合格するのは難しいと思います。しかし、高校2年生のあなたが美術予備校へ通うにも、美大へ進学するためにも、学費という大きなお金が必要であるのは事実です。

夢の実現にはご両親の説得が不可欠になります。ここで、2つの解決策を紹介します。

卒業後の就職先の幅の広さをプレゼンする

一般的に美術大学はただの芸術家育成機関と思われがちです。もちろん中には最初から芸術家を希望しており、卒業後の就職先について考えていないという層も一定数いるでしょう。所属している学校のレベルや本人の実力に左右されることもありますが、美大出身者が社会で活躍が期待できる場は知られていないだけでたくさんあります。

今の世の中のさまざまなプロダクトデザインに携わっている人の多くは美大出身者が中心です。大手企業の プロダクトデザイナーや建築業界・マスコミ関係などで働く道もあれば、教師となり学生に指導する道もあり、さまざまな分野での活躍を期待できます。それらを踏まえて、ご両親に美大に進学しても就職先を見つけられることをプレゼンしてみるのはいかがでしょうか?

自分で資金調達をして進学を目指す

誰にも文句を言われないように、すべてのことを自分で決断できる環境を整えてから改めて美術の道へ進むのもひとつの手です。現状、今からアルバイトで資金を貯めながら美大受験の勉強を行なうのは現実的ではありません。少し遠回りになってしまいますが、まずは親の勧め通りに医療系に進学もしくは親が認めてくれる学部へ進学して、一度就職をする方法もあります。美大受験や進学に必要な費用が溜まってから美大の受験にチャレンジをするというのはどうでしょうか?相談の内容からして、ご両親を説得するというのはなかなか困難であるように感じます。諦めることができないのであればすべて自分で責任を持ち実行するというのも、1つの方法かもしれませんよ。

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