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美大の授業で着る作業着についての質問にお答えします。
女性で美大に通っている方は、作業着のツナギの下にズボンを履いているのでしょうか?みなさんどのように着用しているのか知りたいです。また、他にはどんな作業着があるか教えてください。
美大で着る作業着は、専攻や個人の好みによってもさまざまで、ツナギを着ている人もいれば、ジャージを作業着として着用している人もいます。
ツナギの場合は、更衣室で着替えるのが面倒という理由で、ズボンを履いたままで作業着を着る人も多いようです。ただ作業内容によっては、オイルが作業着に染み込んで下のズボンまで浸透してしまうこともあるため、そういった作業のときにはズボンを履かない方が良いかもしれません。
普段ズボンを履かないスカート派の人は、ズボンを履かずに作業着を着用している人もいます。また暑い時期は、ショートパンツやズボンを履かずに作業着を着る人もいます。
このように作業着の使い方は自由で、着用方法に正解というものはありません。作業着の下にズボンを履くか履かないかについては、作業内容や気温など、それぞれの都合に合わせてケースバイケースで考えて良いでしょう。
美大では、つなぎやエプロンをはじめ、中学・高校時代のジャージ、暖かく着心地の良いスウェット、割烹着、白衣などを作業着として着用している人もいます。
大学や学科ごとに特に決まりがない場合は、下に着ている服が汚れず、かつ脱ぎ着しやすいものを基準に作業着を選ぶと良いでしょう。
エプロンは日常でもよく使われるアイテムですが、最近では100円ショップなどでも販売されており、手軽に入手できる作業服です。脱ぎ着しやすく、軽い作業のときにサッと身につけられる点が魅力。日本画を専攻している学生がよく着用しています。
ツナギは、大学内の画材店で販売していることも多いです。丈夫な作りで、画材などの汚れから衣類を守ってくれるだけでなく、何かに引っ掛けたときにも体を守ってくれます。カラーバリエーションも豊富で、好みに合わせて選べるので、油画や彫刻など芸術系学科の学生に人気の作業服です。
使いやすい作業着が見つからないという方は、自分で作業着を作ってみましょう。
ミシンがなくても手縫いでOK。お気に入りの柄が入った布に、リボンやフリルなど、自分らしさを取り入れた作業着を作って着用すれば、授業中のモチベーションもアップします。