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美大受験で提出が求められる自己アピール用紙について、どういったものを準備すれば良いのか分からない方のお悩みにお答えします。
現在高校1年です。絵を描くのが好きなので、将来は美大に進学したいと考えています。
できれば推薦で進学したいのですが、美大の推薦には自己アピール用紙の提出が必要と聞きました。
自己アピール用紙って、どういうものを出せばいいんでしょうか?
多くの美大の推薦入試や総合型選抜(AO入試)で提出が求められる自己アピール用紙は、大学によってポートフォリオや自己PR資料とも呼ばれ、これまでの活動記録や自己作品をアピールするためのものです。大学は自己アピール用紙から学力では分からない生徒の世界観や創造性などを見出す材料にするので、作品なら何でも提出すれば良いというわけではありません。
自己アピール用紙を作成するうえでの、ポイントを紹介します。
自己アピール用紙をどのようにまとめたら良いのか分からないという方は、実際に推薦入試で合格した先輩の作品を参考にするのが一番の近道です。美大によっては合格者の自己アピール用紙やポートフォリオを大学の公式HPに掲載しているところもあるため、自己アピール用紙を作成する際の参考にしましょう。
また、美術予備校に通っている、もしくは通学を検討している方は、過去の受講生が提出した自己アピール用紙を見せてもらえないか確認するのがおすすめ。また、オープンキャンパスなどで在学生や講師と交流できる機会があれば、自己アピール用紙の作成についてアドバイスをもらえるかもしれません。
自己アピール用紙を作成する際は、受験する大学の募集要項を必ず確認してから行ないましょう。大学によって提出形態が異なるため、大学側でテンプレート用紙が用意されているのか、A4判のファイルにまとめて提出するのか、作品数の指定はあるのかなど注意事項をしっかりと確認したうえで準備に取り組むことが重要です。
提出する作品は自分の強みや魅力をアピールできるものが良いため、美大受験に向けてクオリティの高い作品を準備しておく必要があります。また、自己アピール用紙のまとめ方も見る人を引きつける構成に仕上げるのが理想なので、自己アピール用紙の構成を考える時間が足りないということがないように出来る限り早めに作品の準備に取りかかりましょう。