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静岡文化芸術大学のデザイン学部デザイン学科では、多彩な工房を設置。学生の創造力を伸ばす環境が整っています。自動車デザインが学べるクレイモデル室や塗装乾燥室、金属、ガラス、プラスチック、木材などの素材を扱える工房、撮影スタジオなどが完備。CG工房やグラフィックWS室、CAMモデル室などもあります。
デザイン学科の授業を担当するのは、多数の研究業績や受賞歴を持つ講師陣。それぞれの研究分野も変化に富んでおり、デザイン領域を多角的に学べます。
静岡文化芸術大学のデザイン学科では、1年次から2年次前期までに、デザイナーにとって必要な知識や技術を身に着けるべくデザインを探求します。現代デザインから歴史、素材の特性、技法などを習得した上で専門分野へ進み、より深く学習。専門分野は「建築・環境領域」「インタラクション領域」「プロダクト領域」「ビジュアル・サウンド領域」「匠領域」「デザインフィロソフィー領域」の6つの領域からひとつ選択します。領域を選択した後からでも、他領域との融合作品の制作や研究を行うことが可能です。
静岡文化芸術大学では、2019年8月10日、11日の2日間、「SUAC オープンキャンパス2019」が開催されました。オープンキャンパスに参加した高校生や保護者は、約3,900人。当日は鉛筆デッサンの実技講習会をはじめ、副学長トーク、学科紹介・入試説明、模擬授業、工房ツアー、活動紹介・商品販売などのイベントが行われました。学科特別企画の模擬授業は、実際の授業風景を肌で感じることができ、受験志望者にとって未知のデザイン領域に触れる絶好の機会となったようです。
募集定員 | 志願者数 | 倍率 | |
---|---|---|---|
デザイン学部 (デザイン学科) 前期日程 |
75 | 389 | 5.2 |
デザイン学部 (デザイン学科) 後期日程 |
10 | 207 | 20.7 |
個別学力試験 | 科目 |
---|---|
デザイン学部(デザイン学科)前期 | 数学I・II・A・B/実技「鉛筆描写」および「発想表現」 |
デザイン学部(デザイン学科)後期 | 実技「鉛筆描写」 |
静岡文化芸術大学デザイン学部の一般入学試験は、センター試験を利用。前期と後期に分かれます。
前期日程の入試では、以下の試験を受けます。選抜の場合は、以下の教科の中から、最高得点の1科目の点数を適用。ただし理科の場合は、「物理基礎、地学基礎、生物基礎、化学基礎」から2科目の合計、あるいは「物理、地学、生物、化学」から1科目が採用されます。
後期日程の入試では、前期日程と同様の科目を受験。前期・後期ともに、英語はリスニングを含みます。
静岡県浜松市中区中央 2-1-1
JR浜松駅より徒歩15分
遠州鉄道「遠州病院駅」下車、徒歩8分。
引用元:さとう造形塾
(http://stadio-rixtai.com/moto/blog/archives/cat14/index.html)
床に面する影の部分を強く強調し、桶の手前にピントを合わせ、その他はあえてくっきり描かずにぼかしたことで、素朴で柔らかな雰囲気が表現されています。モチーフの配置もうまくまとまっており、反射の描き込みも繊細です。
引用元:京都美術学院
(http://kyoto-bijutsu.blogspot.com/2018/)
音楽を色面で表現する課題。ベートーヴェンの「田園」を、軽快で爽やかな雰囲気をイメージして表現した作品です。パステル調の色合いと濃い色味をうまく組み立てています。画面から音楽が流れる様子も感じられ作品です。
静岡文化芸術大学の実技試験では、「鉛筆描写」と「発想表現」が課せられます(後期は鉛筆描写のみ)。表現力と観察力、発想力などが評価対象となっているため、与えられたモチーフをよく観察して課題に取り組むことが大切です。