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九州産業大学の芸術学部棟には、スタジオや映像制作室、350台のコンピュータ、700点以上の所蔵品を持つアートギャラリーや美術館、機械工作室、版画室、陶芸室などの工房、絵画アトリエ、日本画実習室など、学生の創造力を引き出す設備が充実しています。
芸術表現学科が目指すのは、絵画と立体造形分野の作家をはじめ、メディアアート、ゲーム、マンガなどの先端芸術領域で活躍する人材の育成。「絵画専攻」「立体造形専攻」「メディア芸術専攻」に分けられ、芸術についての基礎を修得した後、専門領域へと進みます。
写真・映像メディア学科は、「写真専攻」と「映像メディア専攻」で構成。一眼レフ動画やテレビ、ミュージックビデオ、映画などの表現技術を学びます。写真・映像メディア領域のスペシャリストを目指すコースです。
ビジュアルデザイン学科は、「グラフィックデザイン専攻」と「イラストレーションデザイン専攻」に分けられています。デジタルとアナログの表現技術を追求し、社会貢献できるアーティストやデザイナーを輩出している学部です。
「工芸デザイン専攻」「プロダクトデザイン専攻」「空間演出デザイン専攻」の3つのコースで構成されています。生活環境をより快適にするため、伝統技法から先端技法まで、技術と表現方法を学習。演習を通して構成力や造形力を修得。
ソーシャルデザイン学科は、「情報デザイン専攻」「地域ブランド企画専攻」に分けられています。講義では、環境、生活、文化継承など、多方面で起こる問題をデザインで解決する活動を実施。実践を通して、地域の発展に貢献できるデザイナーを目指します。
検定料:27,000円
募集定員 | 志願者数 | 倍率 | |
---|---|---|---|
芸術学部(芸術表現学科)前期 | 13 | 95 | 7.3 |
芸術学部(芸術表現学科)後期 | 2 | 6 | 3.0 |
芸術学部(写真・映像メディア学科)前期 | 11 | 66 | 6.0 |
芸術学部(写真・映像メディア学科)後期 | 2 | 9 | 4.5 |
芸術学部(ビジュアルデザイン学科)前期 | 17 | 171 | 10.1 |
芸術学部(ビジュアルデザイン学科)後期 | 2 | 25 | 12.5 |
芸術学部(生活環境デザイン学科)前期 | 15 | 62 | 4.1 |
芸術学部(生活環境デザイン学科)後期 | 2 | 9 | 4.5 |
芸術学部(ソーシャルデザイン学科)前期 | 6 | 44 | 7.3 |
芸術学部(ソーシャルデザイン学科)後期 | 2 | 5 | 2.5 |
個別学力試験 | 科目 |
---|---|
芸術学部(一般入試) | 鉛筆デッサン、小論文(入試日によって異なる) |
芸術学部・芸術表現学科 (実技入試)前期 |
「デッサン」「色彩構成」「小論文」から1科目を選択 |
芸術学部 写真・映像メディア学科 ビジュアルデザイン学科 生活環境デザイン学科 ソーシャルデザイン学科(実技入試) 前期 |
「デッサン」「色彩構成」「小論文」「写真撮影」から1科目を選択 |
芸術学部 芸術表現学科(実技入試) 後期 |
「鉛筆デッサン」または「小論文」 |
福岡市東区松香台2-3-1
JR・鹿児島本線「博多駅」から上り普通電車で約15分「九産大前駅」より徒歩1分
「小倉駅」から降り普通電車で約60分「九産大前駅」より徒歩1分
「博多駅」から快速電車で約11分「香椎駅」から普通電車で約3分「九産大前駅」より徒歩1分
「小倉駅」から特急電車で約40分「香椎駅」から普通電車で約3分「九産大前駅」より徒歩1分
引用元:九州産業大学
(http://www.kyusan-u.ac.jp/kyugei/entrance/)
4つのモチーフがバランスよく配置されており、それぞれの質感や存在感が見事に表現された作品です。ボウルの透明感、タオルの柔らかさ、フライ返しの光沢、お菓子箱の重量感、床面の淡い陰影まで丁寧に描き込まれています。
引用元:九州産業大学
(http://www.kyusan-u.ac.jp/kyugei/entrance/)
色彩構成の課題。決められたテーマに沿って、暖色系の色と寒色系の色を巧みに使い分け、円弧とカーブの線によって構成されています。隣り合わせになる色の処理も丁寧に行われており、配色バランスの整った表現になっています。
引用元:九州産業大学
(http://www.kyusan-u.ac.jp/kyugei/entrance/)
石膏像とりんご、玉ねぎを用いた鉛筆デッサン。画面の向こう側から光があたっている構図で描かれています。色の濃いりんごを右の手前に置き、陰影をつけて画のコントラストを強調。石膏の向こうに置かれた玉ねぎと手前の玉ねぎの書き分けもしっかりされています。それぞれのモチーフのプロポーションがしっかり捉えられている作品です。
引用元:九州産業大学
(http://www.kyusan-u.ac.jp/kyugei/entrance/)
波形と円を組み合わせ、カラフルな色彩を取り入れた色彩構成です。小さな円の位置を少しずつずらすことで、動きが感じられる構成に。濃淡表現と隣り合わせになる色の展開が、テンポよく表現されており、軽快な音楽が聞こえてきそうなデザインです。
色彩構成の課題は、彩度や明度で色を捉えることがポイントです。明るい部分に鮮やかな色を配色し、暗い部分には鈍い色を配色することで、空間を引き立たせられます。鉛筆デッサン、色彩構成ともに、基本の画力はもちろんのこと、何を伝えたいかを明確にした上で課題に取り組むことが重要です。