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美大予備校は、専門分野の講師に直接指導を受ける&学科まで網羅する…さらに絵画で使用する道具も必要になるとあって、通常の予備校よりも費用が高そうなイメージを持っている方も多いでしょう。実際は年間どのぐらい必要になるのか?ざっと計算してみましょう。
美大に行くには美術予備校への通学が一番の近道であり、通わずに合格を目指すのは至難の業です。予備校では高い実力を持った講師が直々に大学に合格できるポイントを踏まえたデッサンや作品作りをレクチャーしてくれるほか、学科試験への対策もしてくれますが…サポートが手厚いほど心配になるのは「学費」ですよね。あまりに学費が高いと自分が通いたくても親がNGを出す場合もありますから、自宅の経済状況を把握した上で通う予備校・コースを考えましょう。
例として、いくつかの美大予備校の学費を比較してみます。
価格は、2024年7月の情報です。
※最新の情報は各予備校の公式HPでご覧下さい。
【昼間部】 油画・日本画・彫刻・ デザイン工芸 |
入学金 | 年間授業料 | 合計 |
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金沢アトリエ 湘南美術学院 最寄り駅:横浜駅/青葉台駅/大船駅 公式サイトを見る |
33,000円 | 443,520円 | 476,520円 |
すいどーばた美術学院 最寄り駅:目白駅/池袋駅 公式サイトを見る |
30,000円(※) | 765,000円+197,000円(維持費)(※) | 962,000円(※) |
河合塾美術研究所 最寄り駅:新宿駅 公式サイトを見る |
33,000円 | 496,120円 | 529,120円 |
【夜間部】 油画・日本画・彫刻・ デザイン工芸 |
入学金 | 年間授業料 | 合計 |
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金沢アトリエ 湘南美術学院 最寄り駅:横浜駅/青葉台駅/大船駅 公式サイトを見る |
33,000円 | 334,400円 | 400,400円 |
すいどーばた美術学院 最寄り駅:目白駅/池袋駅 公式サイトを見る |
20,000円(※) | 465,000円+140,000円(維持費)(※) | 625,000円(※) |
河合塾美術研究所 最寄り駅:新宿駅 公式サイトを見る |
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(※)2024年7月時点で、税表記を公式サイトで確認することができませんでした。
浪人の昼間部で70万円台後半、現役の夜間部で40~50万円あたりが平均的なようですね。学校によって金額の差はありますが、高いから良い、安いから悪い、ということはありません。大切なのは予備校と自分のフィーリングが合うかですから、まずは1日体験などに参加し、学校の雰囲気を掴みましょう。
そのほかに発生する費用としては、以下のようなものがあります。
美術系に限らず予備校の学費は高いのでなるべくなら安く抑えたいですが、そうすると満足な受験対策ができない…そんな時には各学校が用意している様々な制度を利用しましょう!
ここでは各予備校で利用できる割引制度をご紹介しています。こういった制度がある予備校を探して、お得に美大合格を目指しましょう。
これらの制度を、利用すればかなりお得に授業を受ける事ができます。当てはまるものをどんどん利用していきましょう!
それぞれの美大予備校では色々な割引制度を用意して学生が入学しやすいような工夫をしています!それぞれの学校で利用できる制度をきちんと確認し、賢く利用しながら通学しましょう。