茨城大学教育学部美術選修

茨城大学教育学部美術選修では、小学校の図画工作、または中学校や高等学校の美術分野で活躍できる教員育成を目指しています。

時代に合わせた新カリキュラムの充実

茨城大学教育学部美術選修では、美術分野のみを学習するのではなく、人間性や教養を育むことにも重きをおくことで、社会で通用する豊かな人材育成に尽力しています。そのために基盤教育科目として「心と体の健康」や「情報リテラシー」、「科学の基盤」などを他学部と共通科目として履修します。

基盤教育科目以外にも専門科目として「美術史」や「図画工作科内容論」、「工芸」なども学べるカリキュラムが充実。実技科目も素描や絵画・彫刻・工芸など幅広い分野の経験を積みます。3年次にはゼミに所属して、教育実習も行います。教育実習は4年次にもあり、1年前とは異なった視点で実習に参加することが可能です。

また平成29年度入学制からは、授業体制の変更とともに美術科カリキュラムが変更されました。美術館での子供向けワークショップの参加や美術セミナーの開催、演習、中等教育実践力養成、美術教育プログラムによって、あらゆる角度から専門性を磨き上げて卒業研究へとつなげていきます。

美術の教員育成に力をいれているコース。教員になった後、多く受け持つ生徒たち個々の感性に合わせた美術の表現を支援できるように、幅広い分野の基盤教育や専門科目、実技教育を受けられます。教員育成に必要な幅広いステップを一歩ずつ踏みしめることのできるカリキュラムを実践しています。

記載なし

卒業時点で「小学校教員免許」と「中学校教員免許（美術）」を取得

※組み合わせは、「小学校一種と中学校二種」または「小学校二種と中学校一種」を選択

※単位を追加することにより、下表に示す免許の取得が可能

検定料：不明

	科目
大学入学共通テスト（前期）	国語（200点）・地理歴史または公民（100点）・数学（100点）・理科（100点）・外国語（200点）・実技（300点）・面接（100点）
大学入学共通テスト（後期）	国語（200点）・地理歴史または公民（100点）・数学（100点）・理科（100点）・外国語（200点）・面接（200点）

茨城県水戸市文京2-1-1

JR水戸駅(北口)バスターミナル7番乗り場から茨城交通バス「茨大行(栄町経由)」に乗車、「茨大前」で下車。(バス乗車時間は約30分)

少人数制であるため、目が行き届いた指導を受けられるのが何よりの強みであると感じています。1～2年で描く・創る以外の基礎知識をかなり掘り下げて学ぶので、しっかりと足元を固められました。おかげで、3～4年で自分の目指す方向へ進みやすくなりますよ。同じ目的を持った仲間や講師陣が心強い、そんな温かい雰囲気のコースです。
アーティスト分野は団体で何かをするというより個人で黙々と自分と作品に向き合うものだと考えていました。しかし入学してまず変わったのは、そんな自分自身のイメージや考え。先生方はもちろん、同級生も先輩も後輩も、みんなで美術について考え、語り合い、向き合う…そんな時間が自分たちを育ててくれるんだと、キャンパスで感じられたのが一生の宝です。
卒業してから作品を作り続けることは、想像以上に苦難の道のりでした。ですが、学生時代のつながりが、作品をつくるうえで常に自身のベースになっています。過去の想い出はもちろんですが、現在もつながっている絆で作品に向き合う力を継続させています。大きな受賞歴をいくつもいただけているのは、学生時代があったからこそです。

2020年度のオープンキャンパスはキャンパスでの開催は中止となり、WEBオープンキャンパスに変更となりました。学部ごとに開催日程は異なり、教育学部美術選修は2020年8月22日（土）に開催されました。

WEBオープンキャンパスで実施された企画は、YouTubeを通しての学部ガイダンスや模擬授業。またZoomを活用した入試説明会や個別相談も、行われました。

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