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美大受験を目指すのなら、通常の学習とは別に夏期講習を受講し、短期間で知識や技術のスキルアップを目指すことが大切です。
受験まで間もない受験生や浪人生はもちろん、高校1、2年生も早めに受験対策に取り組んでおくに越したことはありません。
ここでは学年別に夏に取り組みたいポイントや、おすすめの美術予備校の夏期講習についての情報を紹介します。
高校に入学したばかりで環境に慣れるのに大変な1年生は、なかなか勉強に時間を割くことができず、基礎を取りこぼしてしまいがちな時期です。
そのため、夏期休暇に入ったら1学期で学んだ基礎を徹底的におさらいしてみましょう。
この時点でつまづくと2学期以降や2年生以降の勉強がわからなくなってしまうので、基礎固めに力を入れることが大切です。
高校2年生の夏は、一年後に控える大学受験を意識した対策が必要となります。
これまで学んだことをしっかり復習するのはもちろんですが、後半になると勉強が難しくなるので、2学期に振り返る余裕を作るためにも少し予習をしておくと良いでしょう。
高校3年生の夏は追い込みの時期に入りますが、これまで受験対策に取り組んでこなかったという方も諦める必要はありません。
実技を中心に学科の基礎をしっかり固めておけば2学期、3学期で十分追いつくことができるでしょう。
浪人生は一度受験を経験しているため、自分の苦手な分野をある程度理解しています。
そのため、夏は苦手分野など自身に不足しているところをピンポイントに学習するのがおすすめです。
小中学生から高卒生まで、学年ごとに適したカリキュラムを用意しており、高1・2年生向けの基礎科ではデッサンなどを一から学べます。
受験対策したいなと思ったら、より専門的な指導を受けられる「トビキュウ」制度を利用することも可能です。
高3生や高卒生向けの専攻科では油画科から建築科、デザイン科まで全部で8科から選択OK。
デザイン科はさらに東京芸大コースや私大平面系コースなどにわかれており、志望校に見合った学習に取り組むことができます。
9,800円~62,400円
※学校、学科、コースによって異なる
基礎科の一例
○9:00~16:00
石膏像デッサン(木炭or鉛筆)、人物デッサン強化コース
○17:00~20:30
手の構成デッサン、人物デッサン強化コース
○都内にある他の講習会にも参加したことがありますが、こちらはそれほど人数が多くないのにアベレージが高くてびっくりしました。
指導の方法や内容も自分に合っているので、講習会を受けている間に芸大に合格できるレベルの作品を仕上げられたらいいなと思っています。
基礎を一から学べる「基礎科」や、受験対策に特化した「受験科」、さらに9つの専門科をラインナップした多種多彩な夏期講習です。
高1、2年生であれば画材の使い方から表現の仕方まで美術の基礎をしっかり学べる基礎科がおすすめ。
講習期間をⅠ~Ⅵ期にわけ、ひとつずつステップアップするように基礎やデッサン力を養えます。
一方、高3生や高卒生は受験科目や志望校に合わせた専門コースを選び、それぞれに特化した知識・技術をピンポイントに学ぶことが可能。
新美ならではのノウハウを活かし、短期間でもばっちり受験対策になる的確な指導を行います。
7,000円~77,000円
※学校、学科、コースによって異なる
基礎科の一例
○9:00~16:00
石膏像デッサン、静物デッサン(木炭or鉛筆)
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5週間にわたってしっかり実技対策を行えるカリキュラムを採用。普段週に1~2日だけ実技対策をしているという方は、実技を集中的に学び、レベルアップさせることができます。
高1・2年生向けの基礎コースでは道具の扱い方からテーマのとらえ方など、美術の基礎を総合的に学習。
実技や専門的なことを磨きたい場合は高1・2デザイン・工芸コースや油絵コースなどを選択することも可能で、多彩なニーズに対応できるところが御茶の水美術学院の特徴です。
一方、受験生向けには専門科や受験科を各種ラインナップし、より焦点を絞った短期学習を実施。
実技対策はもちろん、小論文対策などもあわせて行い、受験に向けてラストスパートをかけることができます。
20,000円~239,000円
※学校、学科、コースによって異なる
芸大デザインコースの一例
○10:00~17:00
色彩構成、立体構成、鉛筆デッサンなど
○同じ道を志す仲間たちと切磋琢磨し合うことで、自分のデッサン力に磨きがかかったと思います。
うまくいかなくてモヤモヤしたときも、モチーフから逃げずに取り組むことができ、メンタル面も強くなった気がします。