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美大の専攻がたくさんあって決められない…という受験生に向けて、専攻の分類と後悔しない選び方のポイントをお答えします。
美大を目指しているのですが、日本画や油画、グラフィックデザイン、プロダクトデザインなど専攻の種類が多く、自分がどこに進みたいのか決められません。専攻はどうやって選べばいいのでしょうか?
専攻は、自分が好きなこと・得意なことや、将来就きたい職業から逆算して選ぶのが基本です。そのためには、まず美大の専攻がどのように分かれているのかを大きく把握しておくと、迷いにくくなります。
美大の専攻は、大きく「ファイン(純粋芸術)系」と「デザイン系」に分けられます。ファイン系は日本画・油画・彫刻などで、「表現すること」に重きを置き、受け取り方を見る人に委ねる作品が中心です。一方デザイン系は視覚デザインや製品デザインなどで、テーマや対象を「正確に相手へ伝えること」を目的とします。この違いによって、入試で求められるデッサンの方向性も変わってきます。
デザイン系は名称が多彩で分かりにくいですが、大きく5つに整理すると理解しやすくなります。
同じ「デザイン系」でも大学によって学科名や学べる内容が異なるため、興味のあるカテゴリーから絞り込んでいくのがコツです。
専攻選びで見落としがちなのが、入試で求められる力の違いです。デザイン系では観察力・想像力・忍耐力を問う構成デッサンなどが課される一方、ファイン系では基礎描写力に加えて、独自の視点で対象を捉え「自分の表現」としてアウトプットする力が重視されます。志望専攻が決まったら、その専攻に合わせた実技対策が必要になります。
この順に「カテゴリー→専攻→大学」と徐々に具体化していくと、迷いが減ります。
それでも決めきれないときは、幅広く学べる統合系の学科を検討したり、美術予備校の体験授業やオープンキャンパスに参加してみるのがおすすめです。実際に制作を体験し、講師や在学生の話を聞くことで、自分に合う専攻が見えてきます。専攻は途中で変えにくい選択だからこそ、情報収集の時間をしっかり取りましょう。