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美術予備校の「特待生制度」がどのような仕組みなのか、免除される金額や選考方法とあわせてお答えします。
来年から美術予備校に通って美大受験を目指す予定ですが、学費の負担が大きいのが悩みです。予備校のサイトで「特待生制度」という言葉を見かけたのですが、どんな制度で、どうすれば利用できるのでしょうか?
特待生制度とは、実技や学科の成績が優秀な生徒を「特待生」として認定し、授業料の一部または全額を免除する制度のことです。多くの美術予備校が独自に設けており、認定されれば経済的な負担を抑えながら受験対策に集中できます。
特待生制度は、美術を志す熱意や優れた資質・成績を持った受験生を対象に、予備校が授業料などを減免する制度です。「元予備校生・外部生を問わず」募集しているところも多く、これから入るかどうかを検討している段階の人でも対象になります。認定されると、その年度の授業料(入学金・入塾金は除くケースが一般的)の一部が免除されます。
免除額は予備校によって幅があります。「授業料の一部を免除」とするところもあれば、選考成績に応じて全額・半額・3分の1・4分の1のように段階的に免除率を設定しているところもあります。年間授業料だけでなく、講習会費が免除対象になる場合もあります。まずは志望する予備校の募集要項で、対象となる費用と免除率を確認しましょう。
選考は、専攻ごとに定められた方法でおこなわれます。大きく分けると、実技作品や実技試験で選ぶ「実技型」と、学科模試の成績で選ぶ「学力型」があり、これらに選考調査書や面接を組み合わせるのが一般的です。予備校によっては、「作品+調査書+面接」と「学科模試の成績+調査書+面接」の2方式から選べる場合もあります。過去1年以内に制作した作品の提出を求められることが多いので、日頃から作品を残しておくとよいでしょう。
特待生制度と似た制度に「奨学生制度」があります。特待生が主に成績優秀者を対象とするのに対し、奨学生制度は経済的な負担が大きい生徒を対象に、審査のうえで授業料の一部を補助・割引するものです。両方を用意している予備校もあるため、自分の状況に合う制度がどちらかを確認しておきましょう。
特待生試験は春に複数回、夏に実施されるなど、予備校ごとに時期と回数が決まっています。申込期限や必着日が細かく設定されているため、早めに募集要項をチェックしましょう。また、「校舎での制作に真剣に励む」「他の生徒の模範となる」といった規約が設けられ、違反すると資格を失う場合もあります。免除率の大きさだけで選ばず、通いやすさや指導内容も含めて予備校を選ぶことが大切です。
特待生制度は、実力次第で学費の負担を大きく減らせる魅力的な仕組みです。気になる予備校があれば、特待生・奨学生制度の有無や条件を早めに問い合わせ、受験計画に組み込んでみてください。