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CMFデザイナーは様々な業界でプロダクトのデザインを行うプロフェッショナルであり、単なるデザインセンスだけでなく時代のトレンドや顧客ニーズ、ライフスタイルなど幅広い要素をキャッチする総合力を求められる仕事です。
CMFデザイナーの「CMF」とは、モノの表面を構成する3大要素である「色(Color)」・「素材(Material)」・「加工(Finishing)」の頭文字を取った略語であり、CMFデザイナーとは様々な製品の外観や表面加工などについてトータルデザインを行っていくプロフェッショナルです。
CMFデザイナーは自動車業界を始めとしてあらゆる業界や領域で活躍しており、例えば自動車業界では車内のインテリアのデザインを考えたり、日用品業界では商品の見た目や使い心地のバランスを調整して顧客へ訴求したりと、それぞれの業界や専門性のニーズに合わせた働き方が求められます。
CMFデザイナーの多くは、自動車メーカーなど各業界のメーカーやベンダー、あるいはデザイン会社へ就職して、プロのデザイナーとして働いています。年収は所属する企業の規模や与えられている役職などによっても変わりますが、大手企業へ就職したり経験を積んでスキルが認められたりすれば高収入を目指していくことも可能です。
CMFデザイナーは様々な業界で必要な職種であり、適切な経験と技術的土台があれば転職を考えやすいことも強みです。
CMFデザイナーが向いている人は、ただ芸術的センスを備えているだけでなく、製品を実際に使用する顧客の立場や視点で考えられる人になります。また常に情報アンテナを張り、時代の流行やトレンドを把握できる好奇心旺盛な人にも適性があるでしょう。
CMFデザイナーとしてプロを目指すには美大・芸大へ進学したり、芸術系の専門学校へ進学したりといった進路が一般的です。ただし、いきなり美大・芸大へ入学することは容易でないため、事前に美術予備校へ通って準備をするといった取り組みも将来的に役立ちます。
CMFデザイナーとして働くために不可欠な国家資格などはありませんが、自分のスキルや経験を客観的に示す指標として、「色彩士検定」や「カラーコーディネーター検定」、「ファッションコーディネート色彩能力検定」といった資格が活きることもあります。
ただし自分がどのような業界でCMFデザイナーとして活躍できそうか適性について迷っている人は、美術予備校の講師などへ相談して客観的なアドバイスをもらうこともおすすめです。