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衣服やカーテン、カーペットなどに使われる生地をデザインする専門職がテキスタイルデザイナーです。ここでは、テキスタイルデザイナーの仕事内容や年収、進路や学校選びなどについて解説します。
テキスタイルデザイナーは、洋服やアパレルアイテムの生地、カーテンやカーペットなどに使われる生地のデザインを行います。
単に柄や色をデザインするのではなく、糸の選定や織り方、染色方法、素材の質感などを企画段階から行い、試作品の作成を経て量産までを一貫して担当します。
トレンドやブランドコンセプト、ターゲット、予算、納期など、さまざまなことを踏まえながら、テキスタイル(生地)を完成させていきます。
厚生労働省が運営するjob tagによると、テキスタイルデザイナーの平均年収は483.9万円です。
また同資料によると、テキスタイルデザイナーの就業形態は自営・フリーランスが60%を超えており、次いで正規職員となっています。
このことから、まずは正社員や契約社員として働き、独立後に年収が増えるケースも多いと考えられます。最初は年収200〜300万円程度から始めると考えておいた方がよいでしょう。
一般的にデザイナーというとデザインだけを行うように感じますが、テキスタイルデザイナーは、生地を作ることを最初の工程から行います。
デザインセンスはもちろんのこと、糸や繊維、染色、工場での生産など、多くのことを学ぶ必要があります。
デザインだけしたいというより、ものづくりが好きで、生地ができる工程に最初から最後まで関わり、そこに喜びを感じられる人が向いているでしょう。
テキスタイルデザイナーは、デザインや色彩、グラフィックソフト、素材、染色などの工芸法や技術、生産方法など、多くの専門知識が求められます。
独学では難しい部分もあるため、芸術系大学の染色関連学科やデザイン学科、生活化学系学部・学科などへの進学がおすすめです。テキスタイルデザインを学べる短大や専門学校もあります。
テキスタイルデザイナーになるために、特別に必要な資格はありません。ただし、知識やスキルを証明できる資格は就職に有利になることがあります。
衣料管理士(テキスタイルアドバイザー)、カラーコーディネーターや色彩検定などが役に立つでしょう。