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DTPオペレーターになるには?

印刷物のデザインやレイアウトを制作するDTPのうち、一部の業務を担当するのがDTPオペレーターです。ここでは、DTPオペレーターの主な仕事内容や年齢層ごとの年収、進学についておさえておきたいポイントなどについて解説しています。

DTPオペレーターの仕事内容

大きくわけて、3つの仕事を担当することになります。

  1. フォーマットを作成する:デザイナーが制作した表紙や記事などのレイアウトを決め、ページの基礎となるフォーマットを作成します。紙のサイズのほか、フォントおよびそのサイズ、行間、ノンブルなどのさまざまな設定が、ここでいうフォーマットに含まれます。
  2. 画像に修正を加える:Photoshopを使用して画像に修正を加える作業に移ります。画像が図や表であれば、PhotoshopではなくIllustratorを使う場合があります。解像度やサイズの調整などが主な作業ですが、仕事によっては、画像自体を修正したり色を調整したりする業務を任されるケースもあります。
  3. 確認作業:フォーマットにテキストを流し込み、レイアウトに乱れがないか、あるいは誤字脱字がないかなど、すみずみまでチェックします。必要な調整や修正を済ませたら、画像の挿入をおこないます。

DTPオペレーターの年収

平均年収は、20代は271万円、30代は317万円、そして40代以上は360万円というデータがあります。収入が低いように感じられますが、その理由のひとつとして、DTPの仕事内容は単純作業が多いことがあげられます。また、アルバイトの募集案件が多いことも、また別の理由になっているといえます。

参照元:KENスクール|DTPオペレーターになるには

DTPオペレーターが向いている人

仕事を正確にこなすことや、あるいはスムーズに仕上げまでもっていくことが得意な人は、DTPオペレーターに向いているといえます。仕事には納期が設けられていますから、自分にまかされている仕事の量をしっかりと把握し、スケジュールどおりに仕事をこなしていく能力が重宝されるのです。また、ミスなく細かい作業を続けることを苦痛に感じない性格も、この仕事においては重要な要素です。

DTPオペレーターになるには進路や学校選びはどうする?

大手の広告代理店や出版社などで働きたいと考えているのであれば、大学へ進学しておくことをおすすめします。そういった勤め先では、大卒を採用の条件として設けているところがあるからです。在学中に、IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使うためのスキルを身につけておくためにも、美術系の大学や専門学校を選ぶことをおすすめします。

DTPオペレーターに必要なスキルや資格は?

必須となる資格はありませんが、DTPオペレーターとしてのスキルを客観的に証明しやすくなる資格として、次のようなものがあげられます。就職の際にも有利に話を進めやすくなるので、取得を検討してみるとよいでしょう。

  • DTP検定
  • DTPエキスパート
  • Photoshopクリエイター能力認定試験
  • Illustratorクリエイター能力認定試験
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